前々から気になっていたお店がありまして、、、
おひつでご飯が出て来るらしいのですが、外に出ているメニューがちょっとお高め。
自信を持って良い物を美味しく提供してくれるからなのだと踏んで入店。
壁に「12月のお米」と書かれたボードがあります。
今週は岩手県江刺金札米ですと。
お米ってひとつに決めたらあまり浮気はしないでしょう?
こうして月替わりで違うお米が体験できるのは嬉しい。
さて何のおひつ膳にしましょうか。
季節のおひつは、ぶりの塩焼き…1,250円
明太子とおひつ膳…1,450円、鶏ささみとおひつ膳…1,550円
かなり良いお値段です。
いっちゃんお高いのがうなぎのおひつ膳…2,050円
まあこれは仕方ないとして、平均が1,600円といったところ。
ではおススメと書いてある「銀だら醤油粕漬けとおひつ膳」にしますか。
それから単品で、胡麻和えをオーダー。
待つこと10分ほど、配膳されたのがコチラ
えっ? 副菜とかは?
真ん中の黒いのはデザートのゼリーでした。
メインディッシュの銀だら
ハッキリ言っちゃう
おひつご飯が自慢だとて、1,650円でこの銀だらはないと思う。
筋と骨が沢山ついていて、焼き加減も好みではない。
醤油粕漬けですから油が少ないのも仕方ないですが、ご馳走感のない切り身でした。
うーむ。
ご飯は柔らかくて甘めで美味しいです。
お味噌汁はなめこと豆腐で、こちらも出汁がキチンと とってあって美味。
しかし胡麻和えを別注しなければ、この切り身だけでご飯を食べることになる。
おひつの隣にある薬缶はお茶でした。
あられと金山寺味噌とわさびで、ぶぶ漬けを楽しんでということらしい。
確かに金山寺味噌、ワサビ、あられで食べるぶぶ漬けは美味しいです。
でもそればかりでこの料金は、うーむ、やはりどーなんでしょう。
ひとつひとつ、吟味をした食材でシンプルなご飯を食べさせる。
それには大賛成。
しかしそういう方向を狙うなら、器にももう少し気を使ってくれると嬉しいかな。
大好きな鎌倉の、あのKaedena.さん、あそこは土鍋ごはんですけれど、
副菜まで吟味して作られていて、ここと同じ価格帯でした。
中野の手しおごはん「玄」はリーズナブルで美味しい副菜までついていました。
鎌倉のような観光地でもなく、学生街でこの値段でどういう客層がターゲットなのだろうかと
疑問を抱き店をあとにしました。
お持ち帰りにオーダーしたおにぎり
店内にはおひつのご飯ではなく、おにぎりを頼んでいる方がいらっしゃいました。
なるほど。
おにぎりが人気なのかも知れません。
おまけのぴ~
経木の紐に大興奮、嬉しくてたまらない様子です。