Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

絶品天ぷらをご馳走になりました

待ち合わせの時間の前に「どうせだから見てみようか」とやって来たのが押上でした。f:id:garadanikki:20190702115416j:plain

 

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東京にいても、なかなか来ないのが、東京名所。
いつでも見られると思うと来ないものです。
待ち合わせまで2時間もあるから、展望台に行く時間はある。


ⵈⵈ でも。

観覧料に驚いた。
東京スカイツリーセット券 展望デッキ+展望回廊が、大人3,100円也。
2人で6,200円じゃあないですか。


「どうする?」「やめよう」


即決です。価値観の問題です。

「6,000円あったら結構飲める」というのが夫婦の共通認識でした ( ´艸`)

 

4階の入場フロアにあった撮影スポット

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ここで写真撮って帰ろうか ⵈⵈ 。

「やだね」というのが、もう1つの共通認識。

私たちは写真に撮られるのが苦手です。ツーショットなんて1枚もない。

 

 

とりあえず、頭だけ入れた自撮りで済ます

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余った時間は、ソラマチとかいうお土産スポットをウロウロし、人あたりをする前に外に出ました。

 

ゆっくり歩いて向島に向かおう。

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本日は、MOURI のウクレレ仲間のご夫婦に誘われての食事会です。

「美味しい天ぷら、ずいぶんとご無沙汰」というMOURI に、

「向島に馴染の店があるので、行きましょう」という話になった。

 

待ち合わせの時間まで、まだ20分くらいあるので、花街を散策。

気になったお店を写真におさめました。

 

TIME  

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いつぞや、どなたかがブログにアップされていたような。。。

 

美舟音 いかだ流しそばって何だろう ⵈⵈ 

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美舟音と書いて『みふね』と読むらしい。

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ここも気になる。今度是非一度。

 

こちらはガチの料亭ですから、観るだけ。

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 軍鶏 地鶏の店

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ランチはおかゆが食べられるらしい。

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今度、1人で来よう。

MOURI はおかゆ食べられないしとだから。

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待ち合わせ10分前でしたが、もうご夫婦はお店の前にいらっしゃいました。

ご主人の方は、何代も向島に住む名士で、私達より10歳ほど年上です。

このお店とも昔からの馴染で、家業を息子さんに譲った今では、

夫婦でここで天ぷらを食べるのが愉しみなのだとか。

 

因みに今回は、カメラは控えました。

お店が撮影不可ではないけれど、お誘いいただいた方への配慮により ⵈⵈ 。

「写真いいですか?」と聞けばもちろん「いいよ」と言ってくれるでしょうけれど。

 

店内は畳敷きの一間。

Lの字のカウンターが、大将が立つ調理台をぐるり囲みます。

うーん、やっぱり写真がないと説明しにくいなぁ。

 

こてまり姐さん のブログを見てくださいましな⤵


柾目檜のカウンターも、畳も、油の匂いなんて微塵もない。

これが本当の一流の店なんだろうな。

かの「すきやばし次郎」も、店内でお酢の匂いさえしないそうです。

 

 

天ぷらはおまかせです。

まず、才巻海老のお造り。←これが美味しい!

そして揚げ物が続々スタートします。

海老、紋甲イカ、そら豆、いんげんの磯部巻き、穴子などなど続きます。

 

なにもかも涙が出るほど、美味しいです。

紋甲イカは、3㎝ほどの厚みのものをカラリと揚げ、縦半分に切られています。

それがねぇ、びっくりするほど柔らかいのです。

ストレスなく噛み切れるこの柔らかさは一体何なんだろうと感動しました。

 

小ぶりの才巻海老も甘くて絶品。

中でも一番美味しかったのが、いんげんに巻いてあった海苔でした。

これだけの食材をさしおいて《海苔がウマかった》など、おかしいかも知れませんが、

そうなんですもの仕方ない。

いんげんを噛んだ時にふわっと口いっぱいに広がった海苔の風味に驚愕しました。

まるで生海苔のような香りだったから。

 

本物の天ぷらというのは油を感じさせないものなんですね、きっと。

食材を生で食べるより柔らかく、甘く、風味を感じさせてくれるのが天ぷらなのかなと思いました。

 

凄い経験をしました

お座敷天ぷらだなんて、お誘いいただけなかったら絶対に知らない世界です。

花むらさんは、一言さんお断りでもなく、予約なくても入店可能だそうです。

だけどこの店構え、なかなかどうして入れないでしょう?

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写真はお借りしました⤴

 

結局、今回はその方にご馳走になってしまいました。

こんなご厚意、どうやっても返すに返せません。

若輩者の私たちは、美味しかったということ、有難かったということ、

楽しかったということを精一杯 心をこめてお伝えするしかないでしょう。

 

〇〇さん、奥さま、本当にありがとうございました。

ごちそうさまでした。

 

 

感動さめやらず、向島から浅草まで歩く。

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30分ばかりの道のりは、池波正太郎の鬼平・剣客商売の世界でした。