草津に墓参り帰省をすることになった。
コロナで、3年ぶりの帰省である。
MOURI の実家は、亡くなった両親の跡を引き継ぎ義弟が守ってくれている。
今日は、義弟とMOURIと私の三人で墓参りに行くことになった。
MOU家の墓参りの後、親戚の墓参りもしようと出発。
「お腹空いたねぇ、どこかで軽く食べよう」
夜は、草津の美味しいホルモン屋さんで会食予定、昼は軽くということに。
愛車Rikacoの運転はジモティーで運転上手な義弟に任せ、
私は後部座席で写真を撮りながら、くつろていでいる。
「八ッ場ダムやっと貯水はじまったのねぇ」
「オヤジたちの世代で反対・賛成ってやってきて71年経ってやっと出来たんだよな」
「長い話だったよなぁ」
なんて愉しく会話をしながら、食べ物屋さんを探す。
「ずっと気になってたんだよね、あそこにしよう」
義弟が指さす食堂は道路の右側にあった。
信号のある交差点を過ぎ、ウィンカーを出しながら対向車が切れるのを待つ。
10秒ほどして
ドカーン！
MOURI と義弟が車から降りて後ろに向かう。
「あーあ、なにやってたのよブレーキかけてないだろう」
「どうしたの、君」
後ろから走ってきた小型乗用車が、前方不注意で我々の車に突っ込んだらしい。
運転手は20代後半の女性だった。
ここじゃしょうがないから、と、食堂の駐車場に移動させてもらった。
「あのさ、免許見せて。逃げられると困るから写メとらせてもらうね」
義弟は慣れた様子で相手の女性と話している。
MOURI は警察に電話。
義弟は言った。
「わかってると思うけど、100パー貴女の方が悪いんだからね。
うちはウィンカー出して停車してたんだから」
女性はたぶん頭が真っ白なんだと思う。
いきなり男性二人に ( 静に ) 色々と言われたらそれはパニックだろうと思う。
義弟は、女性に保険屋さんに電話をすること、心細いだろうからお家の人に来てもらったらどうかなどとアドバイスをしている。
私は、というと、後部座席でじっとしていた。
一番衝撃を大きく受けたようで、首と頭が痛い。
吐き気や痺れはないが、大事をとるに越したことはないと車中で皆のやり取りをボーッと聞く。
愛車Rikacoは、、、、
なんたって、ノーブレーキでツッコまれたんだもの。
後ろのバンパーがタイヤに食い込んでいるので、自走は不可。
義弟は相手の女性に、保険屋に電話をして、レッカー車と代車を頼むように促す。
女性は電話をするも、なんだかモタモタしている。
保険屋さんから「お金はこちらで出すから、レッカーと代車の手配は自分でして」と言われたらしい。
義弟がキレタ
「〇〇さん (相手女性) 電話代わって」
義弟は、女性の保険屋に説教を し始めた。
「あんたさ、何考えてんのよ。保険屋さんだよね。
あんたんとこの加入者が困ってパニくってんのに、自分でレッカー手配しろってそれなんなのよ。
そういうことやるのが保険屋さんの仕事でしょう？」
怒鳴るより、静かに丁寧に言われるほど怖いことはないだろうな。
おまわりさんが来て、実況見分と取り調べが始まる。
義弟が言う通り100％相手の過失で、人身傷害事故。
刑事事件となり、私たちは民事の被害者となった。
警察の実況見分が終わり、レッカーと代車とがやってきたのは3時間後、
私たちは義弟が運転する代車で、仲良く整形外科に向った。
三人とも頸椎捻挫、14日間安静という診断が下った。
後記 )
東京に戻り、さきほど東京の方の整形外科の再診をしました。
MOURI は腰が、私の頸椎捻挫は彼より重いようです。
幸い(?_?)なことに、右肩腱板断裂で強ーい痛み止めを服用しているので、
首の痛みはわかりません。
整形外科の先生も、右肩で処方された薬を言ったら
「そんなに強いのを飲んでるんじゃ、それで ( 痛みは ) 大丈夫だ」と笑っていました。
でも、毎週一回、二ヶ月は通うようにとのこと。
ふんだりけったりなぐったりの話です。
本日の夜ごはん
かない亭のホルモン焼き
豚ホルモンミックス、これで三人前を、、、、三皿と、牛カルビ三人前一皿と、
義弟は、大盛の丼飯2杯と小ライス1杯。
MOURI と私は小ライス。
かない亭オリジナルサラダ
キムチチゲスープ一人前と、秘幻 ( 日本酒 ) 化粧瓶 2本。
