そういえば、私は吉屋さんの小説を読んだことがない。
鎌倉によく行くのに吉屋記念館も素通りしていた。
勝手にややこしい小説を書く人なのかと思い込み、食わず嫌いだったことを悔いている。
今回『私の見た人』を読んで、しっかりした意思の持ち主でありながら、人を見る目は優しく柔軟な印象を受けたので、代表作をひとつ読んでみようかと思っている。
さて何がいいか知らん・・・
鎌倉にお住まいだっただけあり、鎌倉文士とも交流があった。
久米正雄さんとは奥様も含めて顔見知りで、川端康成さんとはご近所で亡くなられた時に深く落ち込んだ。門に立つ石碑の字は同じ鎌倉文士だった里見弴の手によるもの、というのでぜひ見に行きたい。
4月29日~5月4日のGW期間中
6・10・11月の1日~3日
開館時間:10:00~15:45
6・10・11月の1日~3日
開館時間:10:00~15:45
『私の見た人』に書かれている久米さんのことで面白いことを知った。
久米正雄は、夏目漱石の長女への失恋事件が新聞に大きく報じられ ( 久米さん自身のチクりw ) 、その後その恋愛事件を『破船』という小説にした人だが、「当時の青年たちは失恋に《クメル》の隠語を用いた」と、吉屋さんは書いている。
それほど当時はセンセーショナルな話題だったのだろう。
本日の昼ごはん
鶏そば
本日の夜ごはん
鍋です、またまた骨付き鶏の鍋
鍋が出来るまで、三品盛りで乾杯
左はブラウンマッシュルームを炒めて粒マスタードで和えたもの。
鍋 まだかなまだかな
後から入れる野菜一式は、MOU側に置いてある。
鍋奉行はMOURI なので、私はお口をあけてまっているだけ。
具はいたってシンプル。
骨付き鶏、白菜、長ねぎ、えのき、ごぼう。
シイタケは、出汁をとった残りのどんこです