Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

NHKスペシャルについて

 

昨日アップしたNHKスペシャルの番組について、

harienikki さん、たまうきさん、toniho さんから以下のコメントを頂戴しました。

字数の問題でブックマークコメントに書ききれないため、こちらでお返事をさせていただこうと思います。

 

harieniikki さん

最後のテロップに関しては、harienikki さんと同じようにお考えになる方の方が多いようです。

実は私も最初に「言い訳かな?」と思いました。

でももしかしたら報道の考え方と、エンターテイメント関係の制作の考え方とのズレがあるかもしれないと思いました。

 

NHKに限らず他局でも、視聴率を重んじなければならない編成部や制作部と、真実を伝えなければならない報道部があり、考え方が二分する場合があります。

「売れてなんぼ」の気持ちを持たざるを得ない編成や制作は、メリー氏の「いう事を聞かなければウチのタレントは一切出さない」という脅しに屈服しなければならなかった。これは新聞も雑誌も同じです。

 

一方、報道部門は「真実を突き止め、公開する」使命があります。

本来はですけど

 

だがここにパワーバランスがあり、会社内 ( 局内や出版部 ) に「ジャニーズのタレントを欠かすと視聴率・部数に響く」という切実な部署がある限り、それを押し切って報道することは出来ないというジレンマもあるでしょう。

それで全部が全部、日本中のマスコミが右に倣えで口を閉ざしてしまった。

 

そんな経緯を想像すると、今回の最後のテロップに、番組を作ったスタッフの複雑な思いがあるのではないかと感じてしまいました。

あれほど取材を尽くして番組を作ったのに、やはり局内では「解禁」の動きが勝った。

真相はわかりませんから、やはりこの番組で禊のつもりなのかも知れませんけれど、

もう二度とこんな怪物 ( 姉も弟も ) に好き勝手をさせないマスコミであってほしいと願います。

 

 

たまうき さん

いつもブックマークコメントありがとうございます。

たまうきさんのコメントに「にっちもさっちもブルドッグ」とあり苦笑してしまいました。

番組に江木俊夫氏が出演していたからです。彼は今でも「ブルドッグ」で営業しているようで、彼が等身大の赤い輪ゴムをバタバタさせて踊っている映像も映りました。

 

彼のインタビューがこれまた異様でして、

インタビュー場所がトイレのような所で、後ろに洗面台が並んでいる妙な場所だったのと、

今でもジャニー氏を称賛していることを明らかにしていたからです。

「ジャニー氏を尊敬しているか」と尋ねられると、彼はキッパリこう答えました。

「います。今の自分を作ってくれたからですね。やっぱり人間というのはそういうものだと思います。フォーリーブスという名前を永遠に残してくれたジャニーさんに感謝しかないですね」と。

 

だったら、ついでにこんなことも聞いて欲しいかったなあ。

「メンバーの北公次さんとジャニーさんの関係は知っていましたか?」と。

まあ、これは聞いたとしてもオフレコになったでしょうけれど。

 

 

TONIHO さん

本当にあのコメントには驚きました。

この問題を社内でどう論じられているかも透けて見えるようでした。

性被害にあわれた方に対して「申し訳ない」という思いより、自分たちの会社がバッシングされてることの方が大きくて、彼らにとって「辛い」ことのようです。

こんな問題意識の低い非常識な人間を、よりによって《補償本部の本部長》に据えるのですから、おっしゃる通り《まともな人材がひとりもいない》ということは明らかですね。

 

でもここで、テレビ映像の恐ろしさをひとつ感じました。

映像は自分の都合の良いように編集することが出来ます。

今回の電話の映像だって、全部切らずに放送しているるかどうかはわかりません。

やろうと思えばですが、編集により相手がいかに悪いかを印象づけることも出来ます。

また先方に前もって、電話内容を録音していることも告げたかどうかは不明です。

相手は番組を見て (もしくは発言の後に録音したと告げられて) 、自分の不用意な発言に慌てたかも知れません。まあ、発言内容に変わりはないので、自業自得ですけれども。

因みに前回、電話のコメントを全部書き起こしたのは、そういったイメージ操作をしたくなかったからです。

 

 

 

 

本当に今回の事件は、弟の性癖と姉の悪行の合わせ業

ジャニーズほど大きな勢力をもたない事務所であれば、普通は不祥事を起こしたタレントは干されます。でもこれほど多くの売れっ子を抱えるエージェントであればパワーバランスが逆転します。

 

メリー氏のわるさは、よそのタレントや役者にも及びました。

自社をやめたタレントが芸能界で活動できないようにすることなんて簡単ですが、

自社のタレントと付き合った女優を、ウチのタレントのイメージを悪くしたという理由で、テレビ局に圧力をかけ干させたりもしました。

メリー喜多川氏を怒らせた吉田羊 ついに「ジャニーズNG」全面解除へ | 東スポWEB

元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」|日刊ゲンダイDIGITAL

 

私はジャニー喜多川の性癖もさることながら、姉の悪業が問題と思います。

性被害の問題が明らかに出来たのは、ジャニー氏が亡くなった時点 ( 2019年7月  ) ではなく、メリー氏死去 ( 2021年8月 ) の後です。

しかも問題提起してくれたのは外国のメディア。2023年3月、英BBCが性加害問題についてのドキュメンタリーを放映してやっと日本のマスコミが動き出したのです。

 

日本のテレビも新聞も雑誌も、狂暴な1人の女帝に牛耳られてきた。

唯一動じなかったのが文芸春秋、あとは奥山和由プロデューサーと村西監督くらいかと。

 

長くなりました。

この辺でこの、おぞましい話題は終わりにしたいと思います。

 

 

 

 

 

本日の昼ごはん

珍しくイワシの丸干し

 

 

 

本日の夜ごはん

昼に続いてサンマでDHA摂取。

だがこのサンマ、驚くことに頭も内蔵も取って売られてました。

内臓なんでとっちゃうかな、美味しいのに(´;ω;`)ウッ…