笹塚のガレット屋さんで飲んだ「笹塚ビール」が美味しかったので、ずっと探していました。
とりあえず、ガレット屋さんの直近の酒屋さんに飛び込んでみたんですが、そこでは扱っておらず、
「ああ、飲み屋の連中が自分たちでラベルを貼って売ってるやつね、ないない、ウチにはない!!!」
感じわるっ
正直、そう思いました。が、よく考えたら色々と事情があるのかも知れません。
クラフトビールを作られたのでは、通常のビールの受注は途絶えます。
町おこしなのだから、販売協力すれば良さそうにも思うけど、
アサヒとかサッポロとか通常のビールの方が儲かるのかも知れません。
笹塚ビールの裏ラベルには、「企画・販売/笹塚・ミライ・プロジェクト」と書かれてましたが、
地元でも色々と思いが揃わないこともあるのだなあと複雑な気持ちになりました。
どうしても飲みたいと思うと、わたし、執念深いのです
んじゃぁ、最初に飲んだガレット屋さんで聞いてみよう。
ランチを食べに行った折、聞いてみることにしました。
ここが始まりのお店
メゾン・ブルトンヌ・ガレット屋
珍しい。
ランチには行列も出来たりする名店ですのに、今日はすんなり入れました。
今日はシンプルなミニランチにしました。
本日のスープはかぼちゃ、黒コショウがキリっときいていて美味しい。
ガレットも一番シンプルな、玉子とチーズのにします。
そばのガレット好きです。
そばなんて日本人だけかと思ったらフランスでもこうやって食べるんだな。
チーズの塩分と、玉子のまろやかさだけでこんなに美味しく出来る、
これはやっぱり名店ならではの味。
ランチを堪能し、フランス人のご店主に「笹塚ビール」のこと聞いてみました。
提携販売をしている酒屋さんは、線路の反対側、かなり先の方にあるお店だとのこと。
よかった、売っている店があって。。。
十号通り商店街を抜け、甲州街道を渡り、
笹塚の駅を通り越して、住宅街を井の頭通り方向に行くとお目当ての店がありました。
うわっ逆光。
お洒落な店だなあ、酒屋さんというよりリカーショップ。
いやいや、赤い扉が可愛くて、
キャンディーとかアイスクリームとかを売っていそうだ。
入口は通りの脇、左がらしい。
店内も赤を基調にしたポップな造りです。
お酒もだけど、つまみやおせんべいが並んでいます。
「ごめんください。笹塚ビールのことでメゾン・ブルトンヌさんに教えていただいて来たんですけれど」
「いらっしゃいませ。ガレット屋さんですね、あちら、美味しいですよね」
いつぞやの酒屋さんとは違います。
お店同士、仲良くしている様子は客から見ても気持ちの良いものです。
ありました!!! 笹塚ビール ♬
期間限定、冬バージョンもあるとのことでしたが、
今回はやはり初心をつらぬきオリジナルバージョンを2本購入します。
素敵なお店から素敵なお店を紹介されました。
今回、もうひとつの収穫がコチラ⤵
かりんとうなんですけど、こちらのお店で製造しているのだそうです。
家庭用は上の袋。
贈答用に、こんな小袋もあったので年始の挨拶用に買ってきました。
酒屋さんの名前は「東京 世田谷 升本屋」
女将さんも上品で美しく、ご店主も開拓精神旺盛で頑張っていらっしゃる。
下の2葉は、お店のサイトから拝借⤵
塩かりんとう、美味しいし、笹塚ビールがまた飲みたくなったら自転車でまた来ます。
素敵なお店が見つかって幸せです。