♪ おうちがだんだん遠くなる~
よく考えると、この歌詞 どういう意味なんだろう ⵈⵈ
西公園を後にして、少しマキマキで進もう
屋根から木が生えてる。
良寛さまの「竹の子伸びろ」の話みたいだ。
仙台銘菓「萩の月」でお馴染の『菓匠 三全』の店舗でした。
寄っていたきいところなんだけど、実はもうひとつ寄りたいところがあるので、
泣く泣くスルーします。
閉店した美容院のすりガラス。なんかすごく綺麗。
晩翠草堂
行きがけにタクシーで、通った時に気になっていた場所です。
実は、ここに来たかったので、道を急いでいたのです。
『荒城の月』の作詞者であり詩人・英文学者としても知られる土井晩翠が、
晩年を過ごした旧邸なんですって。
17:00まで、建物内も見せてもらえるらしい。
こんばんは~
管理人さんが出てこられて、案内してくださいました。
こちらの邸内も撮影OKなんだそうです。
仙台はカメラマンに優しい町なのか。
荒城の月
蔵書の数々
晩翠先生は、英文学者だけれど、ドイツ語、フランス語が堪能だったそうです。
なんか、いいな、このお宅。
昭和の原風景。
意外と天井が高い。そして広縁もゆったり作ってある。
広縁の幅って半間(910mm)から、せいぜい3尺9寸6分(1200mm)ってとこだろうけど、
ここは1間(1818mm)くらいありそうです。
晩翠先生は以前は洋館にお住まいだったんだそうですが、仙台空襲でその住居と蔵書3万冊を失いました。
このお宅は昭和24年に教え子など市民有志がお金を出し合って建て、晩翠先生にプレゼントしたそうです。
年譜によると先生は、このお宅に住まわれる前年に、最愛の奥様を亡くされています。
ここに、お独りで過ごされたのでしょうか。
でも、家をプレゼントする位の教え子たちだから、大勢 訪問されていたんじゃないのかな。
広縁を たっぷり とったのは、来客が多かったからではないかと、勝手な想像をしてしまいました。