土曜日の食卓、2018年12月1日のテーマは『おでん』でした。
なんでも東北沢に有名なおでん屋さんがあって、そのお店のおでんをイメージして作られたとか。
私はそのお店に行ったことはないのですが、
参加された方は全員、「おかめのおでんと同じだ~」と感動していらっしゃいました。
凄いものです。
料理を食べに行った先の、味付けを皆が感激するほどバッチリ再現できるなんて。
本日の「土曜の食卓」は、MOURI は欠席。
前々から決まっていた大学ゼミの仲間との飲み会に行く日だったので、
土曜の食卓には私一人で参加しました。
KAYANO さんやMOURI は、私を《ひっこみじあん》と思っている様子。
「こんにちわ~」と入っていったら、KAYANOさんに言われました。
「ひとりで来れたじゃん」
(;^ω^) あのね~ はじめてのおつかいじゃないんだかんね。
私だって パーティーにひとりで参加出来るもん。
今日のメンバーは、お会いしたことがある方が二人と、初めての方が二人でした。
私のお隣にいらした年配の男性は、美味しい美味しいお酒を持参なさっていて、
随分ご馳走になってしまいました。
水芭蕉というお酒です。
素敵な名前です。
尾瀬の酒と書いてある。この字も味があって素敵だ。
土曜日の食卓には、自分が飲みたいと思うお酒でシェアできるお酒を持ってくることになっているの。
ワインに詳しい人も沢山いらっしゃるので、毎回珍しい、凄く美味しいワインを飲ませて貰います。
今回は「おでん」ということで日本酒をお持ちになる方が多かったかな。
さてこれがメインの前に並べられていた品々。
「ごめんね。今実家と家を行ったりきたりだから、今日は手作りのものが少なくて」
KAYANOさんの御実家は愛媛県。
今日も松山空港から戻ったとのことで、愛媛の美味しいものが食卓に並んでいます。
松山名物 じゃこてん
いやぁ、これはウマい。
焼き具合もバッチリだし、お酒に合う合う。
KAYANOさんの手作り料理もご馳走だけれど、こういう地元名産品も有難いことよ。
愛媛のなんちゃら蒲鉾
小さい時に食べていたという蒲鉾を、スーパーで見つけて懐かしくて買ってこられたそうです。
「昔はもっと大きかったんだけど、小さいサイズがあったから」と。
「子供だったから大きく感じたんじゃない?」と突っ込み。
「違う、違う、ホントに子供のころのはこの倍の大きさだったんだから」
一同笑
切り口も見事。
私はこれが出来ないのです。
ギザギザがただよれてしまったようにしか見えない切り方になるの。
数の子
こちらもお土産だそうです。
松前漬けがまた、しょっぱくなくてとても良い塩梅。
四国・中国の味付けは、ほんとに口に合う。
お正月の前に、こんなに美味しい数の子が食べられるなんて、感激。
お土産の地ビール
地ビールを飲み比べしました。
美味しいことはわかります。
だけど、私にゃビールの美味しさの違いを表現する能力がありません。
それにしても重かったでしょう、瓶ものを持って帰るのは。
ほうれん草のくるみ和え
器も素敵です。
KAYANO さんが作った器だとのこと。
いいなぁ、こういう形大好きだ。色もほうれん草に合うもの。
味もまた素晴らしい。
胡桃和えと書きましたが違いました。ピーナツバターのチャンク ( 粒入り ) で和えるのだそうです。
これはやってみよう!!
大根の炒め煮
これまた美味しい!!!
大根をうどん位の太さに切って、鶏皮のようなものと炒め煮してあるんですが、
歯ごたえが絶妙なんです。
「歯ごたえ面白いでしょ。なんだかわかる?」
大根でも皮の部分を使っているんですと。
なるほどっ!
鶏の皮のようなものは、とてもうま味が強くて、ちょっとやそっとでは真似のできない味です。
うーん、悔しい、絶対にこの味は再現不能だ。
一通り食べたところで、
おでんが登場~ パチパチパチ
「とにかくね、全部食べ切って貰わないと困るのよ。
はい、まるちゃん何と何と何?」
「ふんじゃあ、最初は大根とちくわぶと昆布を」
いやぁ、上品なお味です。
東京のど真ん中 ( お多幸 ) なんかのおでんはというと、色の濃~いものですが、
このお店のおでんはとても薄味で、なのに出汁が効いていて素晴らしい。
これならいくつでも食べられそうです。
参加者は西出身者が2名、関東近県が4名。
お雑煮もそうですが、おでんも地域で入れるものが違います。
関西の人は、コロというのが必ず入るんだそうな。
そして「ちくわぶって何さ」と言っています。
地方別おでんの具の話、あるあるで盛り上がりました。
あっつあつの美味しいおでんをたらふく食べていたら、
美味しいんだけど味に変化が欲しくなった。
「KAYANOさん柚子胡椒ないかな」
「あるよ、多分」
冷蔵庫 ( プロ用でっかいの ) をゴソゴソ探す、、、、
「あのさ、味噌じゃダメ?」
「いやよ~。頭がもう柚子胡椒になっちゃったもの」
なんという奔放、わがままな一言。発言者は私です。
一同爆笑。
「やっぱりないわ。あの、まるこさま、これで我慢してくれないかな」
凄いものが出てきました。
自家製のカボス胡椒。年代ものです。
これは美味しい。
KAYANOさんちの冷蔵庫は宝の山がざっくざくなんだ。
ドラえもんのポケットみたいだ。
KAYANOさんの土曜の食卓はいつも楽しい、美味しい、ためになる
今日も美味しかったです。
ごちそうさまでした。