米粉で作った鶏のから揚げが非常に美味しかったので、第二弾
今日 ( 5/10 ) の夕食は、米粉の油淋鶏にしました。
日本で、油淋鶏といえば香味だれをかけた鶏のから揚げですから、「これじゃない油淋鶏じゃない」と
お思いのはず。
しかし元々の意味でいえば、油淋鶏は「香味ソースがかかっている」かどうか じゃないんです。
《油淋鶏とは》
油淋鶏 (ユーリンチー)の語源は、油=そのまま油、淋=注ぐ、かける、という意味で、油淋=油をかける、丸々一羽に油を回しかけて作る料理のことです。
大きな肉の塊はお鍋からはみ出るほどのものだから、揚げられない。
それで肉に、チンチンと熱した油を、何回も何回もかけながら火を入れていくというのが本来の作り方。
ということは、鶏肉をさばいたものはワザワザ、油をかけなくても素直にそのまま揚げればいいワケです。
そんだもんで ( ←どんなもん? ) 普通に揚げて、ザクっザクっと切ったものに、葱や生姜などの香味で作った甘辛ソースをジュッとかける。これが今 日本でいうところの油淋鶏です。
因みに、丸々一羽を使うから油淋鶏ですけど、さばいた鶏肉なら正確には「油鶏片 ( ユーリンチーティン ) 」といいます。
※ 片は、破片の片→切ったもの。
と、ゴタクはこの位にして。。。。
今日の油淋鶏片は、米粉で作りました。
米粉にまぶした方が、油切れもよく、サックリ出来るのではないかと思ったからです。
なので、香味ソースは作らず、そのまま食べてもらおうと思いましたの。
その方が、肉の甘味がわかるんじゃないかと思って。
もし味が足りないのなら、山椒塩でもパラリとしてもらいませふ。
春のウドは甘辛煮にしました。
なんちゃってアラビアータとポテトサラダはいかにも残り物だが、良いとしてもらおう。
スーパーで見つけた浅漬けのカブと、もずく酢が、口をさっぱりさせてくれました。