酔狂倶楽部のメンバーで、Sさんの那須別荘にお邪魔しました。
Sさんのお宅はとても広くて10人位余裕余裕で泊まれてしまう、温泉もあってホテルのごと。
《酔狂倶楽部》は、その名の通り酒好きが集まって作ったサークルです。
お酒が飲めなければ、どんなに楽しい奴でもメンバーにはなれません。
酔狂倶楽部でやることは、楽しく呑み、語り、笑うこと。
昼間は名所名跡を訪ねたりハイキングをしたり、夜はもちろん大宴会。
わいわいキャーキャー楽しくお酒盛りなので、
早朝のメンバーはおとなしい ←二日酔いともいう
でもお昼過ぎになれば、何かをしたくてワクワクします。
で。
今回訪れたのは、もみじ谷・青木周蔵那須別邸・ニキ美術館です。
もみじ谷
この橋はもみじ谷大吊橋といって、塩原ダムにかかる吊り橋です。
橋の長さは320m。
高所恐怖症の人はちょっと無理かも、だって橋を渡り切るのに10分はかかるもの。
吊り橋の鉄柱
よく見ると、POPなペイントが施されてます。
命綱して描いたのか?
いやいや、建てる前に描いたんでしょ。
大吊橋の中ほどから右を見ると、遠くになにか見えます。
鉄橋です。
あっちも渡ってみたい。
水面に動く影・・・
モミジッシーか?
メンバーに高所恐怖症がいなくて良かった。
みんな、なんとかと煙は~の口なんでしょう ('◇')ゞ
御機嫌さん
遊んでいるだけではありません。
今日はSさんちの玄関にあるものを建てようということになりました。
何をしてるかというと、、、
穴を掘っとります。
MOURI はへっぴり腰で、木を切っとります。
さっきの穴に木を植えて・・・
Welcome Tree の完成!
室内のメンバーは、お掃除
夜になったら、、、投扇興をして遊びます。
投扇興ってどんなの? こんなのですわ。
キッチンでは当主みずから酒の肴を作ってる
なに作るの? と覗き込むマダム
こうして一日目の夜が更けていきます
二日目
まず向かったのが、青木周蔵那須別邸
青木周蔵那須別邸について
青木周蔵 ( 1844~1914 ) は、ドイツ公使や外務大臣・渡米全権大使などを歴任した外交官で、特にドイツ翁と称され
るほど長くドイツに滞在した。
周蔵は、ドイツの貴族地主に憧れ、明治14 ( 1881 ) にここに青木農場を開設した。
この建物は、東京府麹町区 ( 現在の東京都千代田区 ) に本邸を持っていた周蔵の那須別邸として、明治21 ( 1888 ) に建設された。
当時は中央の2階建ての部分だけであったが、その後増築を重ね、明治42 ( 1909 ) に現在の形となり、地域の人々から青木邸と呼ばれ、親しまれてきた。
設計者は
松ヶ崎萬長 ( 1858~1921 ) 男爵で、岩倉使節団とともに留学生としてドイツに渡り、12年間滞在して建築を学んだ建築家である。帰国後、ドイツとの建築技術交流に尽力し、ドイツ風建築を設計した。この青木邸は、わが国に残る萬長の唯一の作品で、軸組や小屋根に様式の構法を採用し、外壁に鱗形のスレートを用いるなどの特徴をもつ貴重な近代建築である。
栃木県は専門家による委員会を設けて、平成8年から解体調査を行い、平成10年3月に、もとの位置から南東側に約50m移転して復原・改修したものである。
この景色が好き。
杉並木が続くメインロード
二階窓と鱗形スレートが見事
浴室
青木邸別邸の花畑は、春は一面 菜の花。夏はひまわり畑になるそうです。
菜の花畑に全員集合!
次に向かったのが ニキ美術館
ニキ美術館は女性造形作家、ニキ・ド・サンファル ( Niki de Saint Phalle ) の作品のみを展示する世界で唯一の美術館で、Yoko増田静江さんのプライベート・コレクションをもとに東京・上野のギャラリー「スペースニキ」を母体として1994年にオープンしました。
建物とは雰囲気がガラっと違う長屋門
美術館につづく小径には四季折々の樹が繁っていて、
今の時期は紅葉の新緑が見事です。
ありしひのニキ・ド・サンファルさんとyoko増田静江さん https://t.co/lPQdPH95fF
— Marco (@garadanikki) 2020年10月16日
代表作『ビッグ・レディ』
ニキ美術館は撮影OKなんです。 ( 注 後に禁止になったようですが、この時はOKでした )
奥に逆立ちしているのは『ナナ』というシリーズの作品
何時間しても飽きないのは何故だろう・・・
ニキ・ド・サンファル作『ビッグ・ヘッド』
だい だい だいのおきにいり
真ん中にあったオブジェの先っぽだけ
『大きな蛇の樹』という作品でした。
故ニキ・ド・サンファルさんと作品
気の合う仲間との旅行は、ほんとうに楽しい。
今回は、色々なところに出かけられたから、なおのことでした。
※ ニキ美術館は、館長のyoko増田静江さんがお亡くなりになった後、惜しまれながら閉館しました。
現在この建物は、藤城清治美術館になったそうです。