ずっと不在の とんとんでしたが、ここ何日かちゃんと日参しています。
今日はいつもと違うところにいます。
猫は自分ひとりだけをかまって欲しい為、
他の猫から離れたところに 人間を誘導することがあります。
とんとんにとって、ここが落ち着く場所なのは 私も知っている。
「ねっ、ここの方がいいでしょ?」
そう言われてもねぇ、とんとん。お姉さんたちにもご飯をあげないといけないし。
この場所、とんとんにとって良いようで悪いこともある。
嫌なのは、怖い怖いお母さんと被る場所だってこと。
早速、お母さん ( 沙羅 ) も登場。
あら? 沙羅ちゃん、今日は穏やかな顔してるねぇ。
やっぱり娘が一ヶ月近くもいなかったのは心配だったのかな。
とんとんを、こんなに優しい眼差しで見ている沙羅は珍しい。
沙羅ちゃん、あんたもやっぱり親なんだ、ね。
このあと、とんとんは何だか《心ここにあらず》の顔になりました。
しきりに奥の通路を気にします。
「行きたいの? あっちに」と聞いたら、一緒に行こうと誘います。
「あっちは私道だから、人間の私は通れないんだよ」
他のお家の、可愛がってくれる誰かさんと約束してるのかも知れません。
今回のことで、とんとんにはとんとんの世界があり、大事な場所が他にもあると実感しました。
「行っといで」
そう言うと、「いいの?」という顔になった。
とんとんは私の方を振り向き、振り向き、奥の通路へと去って行きました。
「明日もここで待ってるからね。
Sさんも、となかさんも、皆で待ってるから、こっちにもちゃんと来るんだよ」
とんとんに、そう言って送り出すことにしました。
本日の朝ごはん
ひさびさ和朝食
いわしの丸干しが好きです。
無性にあの苦い味が恋しくなります。
子どもにはわからんだろうなぁ