エンディングカットというドラマを観た。
主演は芦田愛菜。
芦田愛菜といえば、最近は専らCMやバラエティーでの露出が目立つ。
サンドイッチマンと出演する「博士ちゃん」は、我が家でも毎回観る番組だ。
女優としてのみならず好感度の高い彼女は色々な現場に引っ張りだこなのだろう。
私の周りの中高年にも彼女の支持率が非常に高い。
支持される理由は、今どきの女性タレントにはない雰囲気を持っているからで、
可愛らしさと清潔さと賢さが同居したところがいい。
私は、子音に母音が混じる発音が ( 東京人として ) 気になるのだが、
彼女の箸の持ち方や食事の作法が美しくて好きだ。
【ドラマの内容】
迫田
父の和俊 ( 佐藤隆太 ) と、母の七海 ( 広末涼子 ) は美容師で、夫婦で小さな美容室を経営している。
小さい頃から絵を描くのが好きだった結は、美大への進学を目指し街の画塾に通っている。
推薦入試を間近に控えた結は、ひと夏かけて一枚の絵を描き上げたものの、画塾の講師で尊敬する那須薫 ( マイコ ) に何か足りないと指摘される。
自分に足りないものは何かと思い悩む中、結には一つ気がかりなことがあった。
最近、父の様子がおかしい。店を母にまかせきりで、自分は出張カットの仕事ばかりをやっている。
ある日、結は画塾に向かう途中、喪服を着てワンボックスカーに乗り込む父の姿を目撃する。不審に思った結は後を追いかける。たどり着いた先は葬儀場だった。出てきた父を結が問い詰めると、納棺するご遺体の髪を切る「エンディングカット」という仕事を始めたことを打ち明ける。
大切な人との別れ、絆をエンディングカットという仕事を通して考え、成長していく高校生の姿を描いたヒューマンドラマ。
やっぱり巧い
やはり愛菜ちゃんは巧い、天才肌だ。
バラエティーでの素の彼女から、完全に迫田結に憑依する。
物語の高校生は、愛菜ちゃんよりもっと幼く、とんがっている。
母の病気や進路のことで悩んでいるところに、父が始めた仕事が理解できずにいる。
物語の終盤、父が父なりに苦しんでいる姿を目の当りにし、彼女自身が少し大人になっていく様子もよく伝わってきた。
「エンディングカット」は、2019年2月にFMシアターで放送され、
令和元年度芸術祭ラジオ部門大賞を受賞したらしい。
ラジオはドラマと同じ配役だったらしいので、再放送があったら是非視聴したい。
結の通学路が、大好きな鎌倉 ( 七里ガ浜 ) の絶景だったのにワクワクした。
製作サイドは挿入歌にも力を入れていたが、私的にはあまり好きではない。
歌の存在感が強すぎて、ちょっとドラマの邪魔になっている気がしてしまったから。
結が見学するエンディングカットの場面の遺族役、玉置 玲央さんが良かった。
玉置さんは「ひきこもり先生」「おかえりモネ」でも好演、今ちょっと気になる俳優さんだ。
再放送決定
2022年3月24日 ( 木 ) 午前0時15分に再放送が決まっているらしいので、
興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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本日の昼ごはん
鶏ときのこと九条ネギの蕎麦
本日の夜ごはん
つまみ三品盛り、鶏ときぬさやの炒め煮、長芋のチーズ焼き、食べちゃダメ卵
クリームシチューに、はんぺんたこの炒め物
竜田揚げを追加
ブレイン水に漬けた後、薄く塩系にした ( 柚子胡椒も使った ) 鶏肉を、
片栗粉をまぶして揚げたもの。
ホワイトソースから作ったシチュー。
鶏肉とマカロニを入れ、セロリがアクセントになっている。
色々なもの明太子和え炒め
はんぺんとタコとアスパラを豪勢に使い、明太子をまぶして軽く炒めた一品。
なかなか美味しかった。