12月01日記載
集会場の茂みの中に、ランタナの花があった。
ランタナは手入れをせずともどんどん増殖していく花なんだとか。
紺色の丸い実は毒性もあるのだとか。
水やりも不要で強い花といえば、紫陽花もそうだ。
そういえば、葉っぱもどこか紫陽花に似ている。
紫陽花といえば、こんなことを思い出した。
私は、最近SNSなどでみかける「
参拝前に手や口を清める場所である手水舎の手水鉢に花を飾ることがブームになっているらしいのだが、そこに紫陽花を浮かべて大丈夫なのだろうか、と。
上掲のサイトを読むと、
「新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、手水で心身を清めることが禁止されている寺社が多い中、その代わりに手水鉢を美しい花々で飾ろうという動きが広まった」とのこと。
私はこういった紫陽花の手水の画像を見る度に、猫のことが心配になる。
人間が口を清めるといっても飲むわけではないが、小動物はこうして手水の水を飲みに来ることがある。
茎から染み出した毒性が小動物の致死量になるのではとハラハラするのは私だけだろうか。
まあ、流水だから問題はないのかな。
紫陽花※の葉や茎には毒性があることが実証されている。(※品種による)
毒性といっても、葉を大量に食べたりしなければ死に至ることはないらしいが、
吐き気やめまいを起こすらしい。
紫陽花と料理
みをつくし料理帖にもこんなくだりがあった。
店に下足番の娘-ふき ( 蒔田彩珠 ) が、紫陽花の花を飾ったら、ご
「紫陽花には毒があるの。人の口に入る物を作る料理人は、迂闊に触れてはいけないのよ」
これがとても印象的で、それから料理に紫陽花はNGと思っていた。
ところが、これと反対のことを経験したことずある。
松本の絶品居酒屋『きく蔵』さんで、大鉢に盛られた牡蛎殻の奥に紫陽花の葉が添えられていた。
ふと、いいのかな?と思いながら「あらこれ、紫陽花の葉だ」とつぶやいたら、
ご店主がこんな話をされた。
「そうそうこの間『これも食べられるんだ』と手を伸ばされた方がいらして、
寸でのところで止めましたけどね。あぶないあぶない」
ご店主も葉に毒性があるのをご存知なはず。
「岩ガキに大葉じゃ、敗けますよね。紫陽花バッチリね」と言ったら、苦笑いをされていた。
紫陽花の毒、どのくらい気をつけたら良いのやら。
本日の昼ごはん
金ちゃんラーメン 海苔の粉ましまし ( 海苔の袋の底の粉です )
本日の夜ごはん
茄子は甘辛味噌で大葉と胡麻をまぶす。
豆苗にタコを合わせてニンニクで炒めた