猫の世話人 となかさんが、犬に神経質になるのには理由がある。
彼女が可愛がっているチャビちゃんが、3日ほど姿を現さないからだ。
「チャビちゃん」は、私が「姉姫さん」と呼んでいる一番高齢な猫で、
若い時は木登りが上手く、中年になっても美魔女というあだ名もあるくらい美しい猫だった。
10年前のチャビ譲
今年のチャビ譲 背中の骨がゴツゴツ
しかし近年、さすがに寄る年波には勝てず、歩き方もよろよろになり、
やせ細った容姿だけ見れば、いつお迎えが来てもおかしくらいになってしまった。
だが食欲だけはいまだ衰えず、一昨年も去年も、もりもりとご飯を平らげて、
「この位食べてくれれば大丈夫」と世話人たちを安堵させてきた。
そのチャビちゃん ( 姉姫さん ) が、となかさんがいくら呼んでも出てこないというので、
となかさん始め世話人みんなが覚悟をし、泣いた。
となかさんにしてみたら、走って逃げることのできない老チャビが、
放し飼いの犬に遭遇したらひとたまりもないと、心配でならなかったのだろう。
チャビ出てきました!
今日、ぴろろろろーんと となかさんからlineがあった。
「チャビが出てきました!」
最近 集会場に顔を見せるようになった女性が、となかさんが来る2時間ほど前に来て、
チャビにご飯を与えていたこともわかった。
チャビが出てこなかったのは、夜 やってくる犬を警戒したのかも知れない。
夜来る犬に備え、明るい内に来てご飯をくれる人から たっぷり食べて、
犬が絶対に入れない場所に籠って夜を明かす。
チャビが長寿でいたのには、こういった危険察知能力の高さもあるだろう。
とにかく良かった良かった。
チャビとて、他のにゃんことて、いつかは虹の橋をわたる。
しかし飼いならされた犬よりも、ここの猫たちの方が、数倍逞しく知力も高い。
簡単に犬にやられる、なんてことはないのかも知れない。
2014年撮影のチャビ ( 姉姫さん )
美しいスタイル、綺麗な毛並み、この頃でももう熟女だった。
本日の昼ごはん
アサリと海老入りのペペロンチーノ
美味しそうな海老は、いつものより高い 冷凍えび。
安いシーフードミックスは、海老も小粒で、火を通しても透明のまま。
プリプリどころかゴムのような歯ざわりだったりする。
安い冷凍海老が透明のままなのは、リン酸塩という食品添加物の水溶液に浸漬して、
水溶液を吸収させた 海老だかららしい⤵
今日使った海老は、アサリと海老を別々に冷凍された商品。
少し値は張るが、こういう海老の方が断然美味しい。
本日の夜ごはん
真ほっけを焼いたが、それ以外は昨日と代り映えがしない。
ちくわぶの残りに、
肉じゃがも残ったやつ。
真ほっけは美味しかったけれど、全部醤油系
お口の中が醤油 醤油してしまったので、
急いで懐中しるこを食べました。