久しぶりに、姉姫さんが出て来てくれた。
姉姫さんは最近、ねぐらから坂をのぼって餌場まで出てくるのが億劫なようで、
世話人たちが彼女のところまでデリバリーをしている。
今日もそろそろデリバリーに、と思っていた矢先、
姉姫さんの方から「なーーーーっ!」と啼いて、やってきた。
「お昼の人来なかったの。
お腹空いたの。
今日はとなかさん遅いのかしら」
そんなことを言っているみたいだ。
となかさんは来るよ、もう少ししたら。
それまで、私のお通し食べる?
彼女にとって、となかさんのご飯がメインディッシュだから、
私は、自分のあげるご飯を「お通し」と位置付けている。
ちょっとだけ食べて「あとはとなかさんの美味しいのを待つわ」という感じなんだもの。
そうこうしている内に、となかさんがやってきた。
姉姫さんは、となかさんのご飯を美味しそうに食べ、
そのあとナデナデしてもらうのが日課だ。
姉姫さん、となかさん来てくれてよかったね。
本日の昼ごはん
ざるそば
本日の夜ごはん
集会場で時間がかかったので、常備の品で飲んでいてもらう。
さつまいものレモン煮を急いで作り、スーパーののり巻きを添える。
「のり巻き好きだねぇ」と言われた。
はい、私は酢飯なら毎日でも食べたいのです。