「きのう何食べた?」season2を、毎週楽しく見ている。
先週は、賢二の同僚の田渕くんがカルボナーラを作る話だった。
田渕くんは、同棲を始めた彼女に「家事は一切やらないから」と宣言したとかで、
家で何もせずにゴロゴロしているのだが、彼女は怒ることもなく一生懸命料理を作っている。
・・・だが。
彼女の作る料理は、ビミョーに不味い。
本人も何が足りないかわからないらしく、
田渕くんが「ごめん、醤油足してもいいかな」と言っても、
「いいよ、私もかける。あっ、醤油かけたら美味しくなった」という感じだ。
ある日、田渕くんがどうしてもカルボナーラを食べたい発作に襲われた。
だがそんな日に限って目当ての店は休み。
彼は食材を買って帰ると「今日は俺がカルボナーラ作る」と言って料理を作りだした。
その手際のよいこと。
めちゃくちゃ美味いカルボナーラが出来た。
彼女も美味しい美味しいと言って食べている。
ところが彼女は、食べ終わったら家を出ていくと言い出した。
「私が作るものより何倍も美味しいものが作れるんだから、私がいても仕方ない」
負い目を感じてしまったようだ。
田渕くんは彼女の料理が微妙だってちっとも文句は言わなかったのに、
自分で自分の存在価値を決めてしまったちょっと切ない話だった。
「きのう何食べた?」は、主人公の史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語で、毎回、お互いを大切に想い合う姿に胸があつくなるのだが、周囲の人たちのナイーブな気持ちも丁寧に描かれているのがいい。
そして、物語に登場した料理を作ってみたくなるのも魅力のひとつ。
というわけで、カルボナーラ 作りました
一口目、美味しい!
・・・だが、モタれた
原因は卵と生クリームが多すぎたこと。
田渕くんのレシピは、卵の黄身4個だったから、うちはパスタの量が多いので5個にした。
間違いでした。
もうしばらく食べたくないと思うほど、こってりしすぎたカルボナーラでした。
そんな我が家の夜ごはん
いやーまいりました。
2人とも、これで十分というくらい腹いっぱいで、もたれまくっている。
夜ごはんで一番美味しかったのは梅干しだったもの 💦