前々回の「鎌倉 御谷のトンネルのこと」の記事に対して、
たまうきさんが珍しい写真をご紹介くださった。
トンネル付近の航空写真を見ていて偶然見つけられたようなのだが、
写真 ( 左の古い方 ) に白く光る部分がある。
たまうきさんから「池のようにも見えるのだけれど」とコメントをいただき、
私もその写真 ( スマホのアプリ「昔の航空写真地図」 ) を見てみた。
これですね、確かに白いものが映っている。
右が現在の写真で、同じ位置の1947年の写真が左。
白い光の部分にポイントを付け、少し引いてみると、大覚池の右に位置している。
この位置を「地理院地図Vector」で見てみると、この部分。
そう、川があるんです。
ここは西御門から大覚池に通じる山道で、短い距離だが私のお気に入りのコースである。
当ブログでは2012年にアップしているが、同じ年の4月にもここを歩いている。
夏は樹木が葉をつけ鬱蒼とした山道だが、冬から春にかけては葉が落ちて、かなり明るい。
そこに小川が流れているので、もしかしたら白い光の正体は、この川かも知れない。
だが川といっても大きな流れではないから、白い光がこんなに大きく反射するかといえば難しいかもしれず、古い写真の傷か、何かの反射の可能性の方が大きいかも知れない。
件のコースは、とても素晴らしい景色なので、
西御門から大覚池に下っていく景色をご覧いただきたいと思います。
2014年4月7日撮影 まずは入り口から
この辺から小川が見えてくる。
小径が右から左に曲がっていくのは写真の中央あたりの位置に橋があるから。
これは今来た道を振り返った写真
道の左側に川が流れている
この川はやがて、先に見えてきた大覚池に流れでている。
私が歩いたのは、4月7日だったので、木の隙間から日光が入りかなり明るい季節。
川はそんなに水量はないが、季節によっては多くなるかも知れない。
どうでしょうか、なかなかいい景色ではないですか?
ただここに行くまではかなり住宅地の坂道を上らなければいけないので、
長い苦労の割に、感動する距離は短いのです。
本日の昼ごはん