Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

奈良からの恵み

ウィーン在住の斉魚 ( えつ ) 姐さんの話は、このブログで何回もしたと思いますが、

姐さんは、帰国すると1~2日東京に居て、残りの数週間を奈良で過ごします。

 

本好きの姐さんは、ウィーンに持って帰りたい本をリストアップ。

そのリストをもとに、私がネットでいっちゃん安い ( 読める範囲の古本 ) 本を注文し、

全部揃ったら奈良に滞在している内に送付するということを繰り返しています。

海外からは注文できないし、船便で送るとなるど日数がかかり過ぎるからです。

 

そんなことだけで苦労はない。

手間もかからないし、本好きの気持ちは十分わかるから何でもありません。

 

 

ところが、奈良からこんなお返しが届きます。

うおーっ、お初の日本酒だ。

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さっぱりして辛口で、綺麗な味のお酒です。

届いたその日にいただきました。

 

3日後。

もう一本届いた。

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こちらも、しっかりしながら清らかなお酒。

うまいうまいとその日のうちにいただきました。

 

お酒を飲まない姐さんは、奈良の友達に見繕ってもらうらしい。

どちらも本当に美味しいお酒でした。

ありがとうございました。ごちそうさまです。

 

 

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姐さんは、私のブログをほとんど読みません。

理由は日本の食材にあふれた料理のコンテンツが多いから。

ウィーンにいると絶対に食べられないような日本食に身がよじれて悔しくなるからですって。

そんな姐さんが、たまたま目にした記事が、同潤会の大塚女子アパートでした。

そうでした、姐さんは小さい時、茗荷谷に住んでいたんだっけ。

 

「同潤会、大塚アパート、茗荷谷にいらっしゃるときにはご覧になってました?」

という問いに、こんな話を聞かせてくれました。

見たことあるなんてモンじゃないっすよ、女子アパート。

貴女のBlogに 道路幅を広げた時の写真が載ってますが、 お隣の、というか斜め上の<コ>の字型の建物が わが窪町小学校っす。

小野アンナ女史は まだお住まいでした。

私の友人達のピアノの先生なんかも住んでいました。

この移動時期に丁度居合わせたのです。

茗荷谷には、昭和29年から37年まで住みました。

私の黄金期です。。

女史アパートの前で待ち合わせして、 ちょっと坂下の教育大(当時)の ツツジの庭に侵入したり、 植物園に行ってザリガニを脅したりしとったです。

植物園は当時 入場料が<子供5円>でしたが、 もちろん塀が破れてましたから、そこから滞りなく侵入出来ました。

凄い!!!  生き字引がいた!!!

姐さんとは、ホントに話がピタッと合うのです。

特に今回は驚いた。

私が気になって調べた《大塚女子アパート》を実際に知っているどころか、

小野アンナさんが住んでいらした頃を知っているなんて。

つくづく姐さんに巡り合えた《ご縁》をありがたく思います。

神さまに感謝。

 

姐さんのもうひとつの趣味がおもしろ動画。

ネコやイヌのおもしろい動画を見つけては、メールで送ってくれますの。

朝起きて、ベッドで「アッハッハ」と笑い転げているのを見ると家人がいいます。

「斉魚さんからの動画だね、よかったね、嬉しそうだね」と。

 

今日も1人で笑い転げていました。