今日のタイトル、全部ひらがなで判別しにくいですね。
しかし仕方ない。
「へべす」も「ぶっかけうどん」もそう表記するしかないんだもの。
へべす ご存知でしょうか。
私は今夏初めて知りました。
こんなのです。
宮崎・日向特産の酢みかんです。
商品に添付されていた説明書きによると、
江戸の末期、日向・富高村西川内の長曾我部平兵衛さんの庭先で栽培されたことに由来し、
平兵衛さんの名前から「へべす」と呼ぶようになったそうです。
超ローカルな食材なんですね。
「平兵衛酢」が「へべす」なんだ、ふふふ。
このへべす、果汁だけでなく、果皮も薬味として利用できるもので、
かぼすよりも柚子よりも優しくマットな味なので、どんな食品とも合います。
例えば、
- 表皮をおろし金で皮ごとすってソーメンや冷ややっこなどの薬味にする。
- 鍋物・刺身・酢の物にも使える。
- 果汁をしぼり、氷と砂糖少々と水を加えてスカッシュに。
- みじん切りにして味噌汁やすまし汁に入れると味がひきたつ。
- 漬物にちょっぴり果汁をかける。
- 焼酎・アルコールなどアルコールに絞ったり、輪切りにして入れると爽やか。
- ねりみそに皮をみじん切りにして入れるとアクセントになる。
などなど。
これは説明書の裏に書いてありました。
本当に使い勝手が良い柑橘です。
酸っぱすぎず、メインの食材の味をそこなわない。
どこまでも素敵なわき役であり、キチンとした引き立て役です。
大変重宝したので、いくつも買い足しています。
へべす。いいです、へべす。
今日は、これで最後のぶっかけうどんに、へべすを使いました。
《これで最後》というのは、例の梅田のうどんやさん「はがくれ」で買ってきた、
うどんのつゆが、これで終いだからです。
ああ、はがくれまた行きたいなぁ。
はがくれのうどんのつゆ、通信販売してくれないかしら。
無理だろうなぁ。
はがくれの親父さんお店にこだわっているからなぁ。
ふう。