Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

悲しくても腹は減る

 

仕事場をぬけて、義父の葬儀に向かっています。(2016.10.26)

f:id:garadanikki:20161109112831j:plain

悲しい気分で山を見るのはつらい。。。

 

人工透析を終えた母をピックして、まず昼食。

「少し痩せたね」

「そうかしら」

透析を受けながら夫の看病 (病院通い) をしていたんだもの、さぞ疲れたことと思います。

病院の売店で買ったおにぎりとか、パンなどしか口にしなかったかも知れぬ、

温かいもの、たんと食べて欲しい。

f:id:garadanikki:20161109112834j:plain

白身魚の野菜あんかけ。

優しい味で温かくて美味しいって。

f:id:garadanikki:20161109112833j:plain

釜飯なんて、家じゃ食べられないものね。

f:id:garadanikki:20161109112835j:plain

 

朝から何も食べないで飛んできた私。

がっつり鶏カツを食らう

f:id:garadanikki:20161109112836j:plain

 

 

翌日。

葬儀を終えて、義父の2人の弟さんと お蕎麦屋さんに行きました。

f:id:garadanikki:20161109112855j:plain

「いちや」さん。

ご自宅で営業しているみたいです。

f:id:garadanikki:20161109112854j:plain

通されたお部屋も、おばあちゃんちみたい。

f:id:garadanikki:20161109112839j:plain  f:id:garadanikki:20161109112840j:plain

 

メニューはシンプルだけど、吟味されたもののようです。

私はかけそば。母と弟さんたちは釜揚げにしました。

f:id:garadanikki:20161109112838j:plain

 

お通し?

f:id:garadanikki:20161109112842j:plain

ごぼうを柔らかく炊いたものでした。

出汁がしみ込んでいて、優しい味です。

 

たまご焼き

f:id:garadanikki:20161109112844j:plain

美味しい、、、すごくすごく美味しい。

ご店主はきっと優しくて穏やかな性格の方なんじゃないかな。

とんがったところ、ひとつない味でした。

大根おろしが緑色です。

全然辛みがなくて、水っぽくないのが面白い。

何と言う大根か、あとでお聞きしてみよう。

 

かけそば

f:id:garadanikki:20161109112849j:plain

凄い量です。

シンプルなだけにつゆが命の一品ですが、極上のつゆ。

大変美味しい。

何だろう、疲れた悲しい気分を包み込んで温めてくれるようなお味。

 

釜揚げ

f:id:garadanikki:20161109112846j:plain

母たちの釜揚げもまた素晴らしい。

f:id:garadanikki:20161109112848j:plain

薬味を入れたそばつゆに少しずつとって食べるみたいですが、

そば湯につかったそばがとても優しくて、これまた心身を和ませてくれる味。

 

デザート いちじくのコンポート

f:id:garadanikki:20161109112851j:plain

甘すぎず美味しい出来上がりに感動。

最後にさっぱりした感があるのは、バルサミコ酢の味かしら。

それも強すぎず、非常に塩梅が良い。

 

縁側からお庭を見ながら食べる蕎麦、最高でした。

日向でぽーっと出来るなんて、緊張続きだった母の心も和らいだかもしれない。

f:id:garadanikki:20161109112845j:plain

悲しくても腹は減るものです。