知り合いから大量のサンマを譲り受けました。
流通業界でよくある《事故品》なんでそうです。
事故品といっても品質には問題ない。梱包が壊れて中のビニールがはみだしたり、
冷凍で運ぶ間に、ちょっと溶けだしたり、日本のお客さんはその程度のことでもダメで、
代品を納品して、事故品は皆で分けたりするのだとか。
私だったらウハウハですが、その人はとても偏食かつめんどくさがり屋さんなので、
おはちが回ってくるわけです。
12尾ありました。
流石に毎日焼きさんまでは、さんまがダメになってしまう。
4尾を焼きにして、残り8尾をさばいて醤油煮と味噌煮を作ることにしました。
これが味噌煮
こんな風に煮しめておけば保存できますからねぇ。
我が家の勇士たち
色々試して厳選した調味料たちです。
ごま油は、台東区寿の磯村政次郎商店の「まさじろうさんの純正胡麻油 」
ボトルに入っているのは我が家の出汁 ( 昆布とどんこ )
醤油は、広島の川中醤油の「天然かけ醤油」
みりんは、愛知県の「三州三河みりん」
この4つが、私の味の源です。これだけあれば我が家の食卓は8割がた作れます。
こちらは醤油煮
8尾のさんまでこれだけ出来た。
こっちは、いただいた友達への返礼品
好き嫌いが多い人なので、多分食べないとは思うけど、
一応、気持ちだから ( ´艸`)
今年はさんまが美味しいそうですが、旬から我が家にとっては嬉しい話でした。
【さんまの醤油煮の作り方】
さんまの頭を落として三枚におろす。
内臓は入れても美味しいが、今回は身だけにします。
魚用の毛抜きで、丁寧に骨を取り、半身を三等分に切る。
生姜を2かけ、千切りにする。
酒と醤油は各1/2カップ。みりんと三温糖は各1/4カップ。出汁1カップ。
フライパンに上の調味料を全部入れ、さんまを並べて煮る。
汁が少なくなったらスプーンですくってさんまにかけ煮ふくめたら出来上がり。