ずっと作ってみたいものがありました。
例のごとく、どうやって作るか、どんな調味料を使うかは全くわかりません。
教えてもらったのは「コトコトコトコト6時間くらいは煮る」ということと、
「沸騰させないこと」ということ。
具は、椎茸・たまねぎ・じゃがいも・蓮根・にんじん・かぼちゃ・ゴボウなど主に根菜類。
11月24日 土曜の食卓より⤵
一般に根菜スープを作る時は、
水からどんどん煮ていって、とろけるようになったのが終点です。
しかしKAYANOさんが作ってくれた根菜スープは全然違う。
全部の野菜がつぶだっているのです。
噛めば柔らかいけれど、切った時の野菜の角がそのまま残るほど形が崩れていないのです。
「これは面白い」と思いました。
その食感に感動しました。
味付けに余計なことはしてないとのこと。
塩味と、オリーブオイルと、最後にふった粉チーズくらいでしょう。
あとは野菜の甘さ、特にごぼうのなんとも言えない味がそのまま脳天に響きました。
作ってみました。
同じように粒だってはいるけれど、野菜の味の《染み出た感じ》が足りない。
6時間ほどつきっきりでコトコト煮ると言ってました。
一回でも沸騰させたら失敗だと言っていました。
そうしたんだけどなぁ。
やっぱり、つきっきりでの野菜との対話が少なかったのかな。
「おいしくなーれ」というアレ。
料理は奥が深すぎます。
本日の献立
にんにくの芽とキクラゲの炒め物
ピーマンとひき肉のさっと炒め~塩昆布味