Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

医療現場から

 

「知り合いの日赤医療センタードクターからのメッセージです。

 重要な事なのでシェアさせていただきます。」と、知人から以下のラインが届きました。

今、東京の日赤総合病院で働いていますが、この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。私の病院のコロナ病床は満床になりました。 重症者もいます。現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。

 

正直、報道よりも一般のみなさんが思っているよりも、現実は非常に厳しいです。近い将来、本来助けられるはずの命が助けられなくなる事態になりそうだと感じています。今まで、どんな人でも少しでも生きたいという思いがあるのなら、全力で命を助ける医療をやってきました。でも、このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する医療」にシフトしなければならなくなります。

 

本当に悲しい。だから、外出を控えてください、人と会わないでください。感染を食い止める方法はこれしかありません。生きていくための最低限の外出だけにしてください。 このメッセージを出来る限りの家族や友人にシェアしてください。時間がもうありません。 よろしくお願いします。

 

心につきささりました。 

テレビを見ていても、これほど切迫した気持ちにはなれずにいた自分が恥ずかしい。

こういったSNSを通してや、ブログの相互読者さんの生の声を聞くにつれ、

まだまだ危機意識が足りなかったことを反省しています。

 

 

先日も、えむこ (id:emukobb) さんが、こんな記事をアップされていました。

「もしも私が感染したら ⵈⵈ  介護が必要な夫はどうなるのだろう。

 夫が感染したら ⵈⵈ 」

 

えむこさんはこんなことも言っていらっしゃいます。

「今、身近に感染者がいなくても、自分が破れた網にならないようにしたいと思う。

 最前線で働いている医療者たちに敬意を示し、

 今はいろんなことを自粛してでも自分にできる対策を実行しなければならないと思っている。」

 

 

自分が破れた網にならないようにしたいと思う

えむこさん、本当にそうですね。私もしっかり心に刻みます。

 

 

 

 

先日神社に行ったら、境内が小学生の遊び場になっていました。

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子供たちは奇声を発し、鬼ごっこ、かくれんぼ、ドッジボールに興じていました。

1人が木を伝い、物置小屋の屋根によじ登ると、俺も俺もと面白がって後に続きます。

騒ぎを聞きつけた神主さんが叱りに行きますが、大人しいのはその時ばかりで、

翌日はまた同じことの繰り返しだそうな。

 

 

私も、ひとりの男の子に注意しました。

「コロナの最中の外出はダメなんじゃないの?」と。

そうしたら、もうひとり男の子が近寄ってきて言いました。

「コロナだから来てるんです」

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親は了承しているのだろうか、学校はそれを良しとしているのだろうか。

年頃の子供が身近にいない私には、サッパリわかりません。

子供のストレスを考えると、多少の外出はよしなのだろうか。

公共の場での遊びが容認されるなら、校庭を解放して遊ばせるのでもいいのかな。

いやいや、それさえNO なのではないのかな、だから休校なんだろうから。

 

「不要不急の外出は自粛」といわれる中、子供にはどの程度制限があるのかわからないまま、

複雑な思いで神社をあとにしました。

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もうひとつ。

昨今のトイレットペーパーやティッシュペーパーの買いだめを見て、

日本人はいつからこんなに身勝手になってしまったのだろうかと思います。

 

禁止前のこととはいえ酷い話もありました、静岡県議会の諸田洋之県議 ( 53 ) のマスク転売事件。

議員にあるまじき輩、低俗な精神としか思えません。

 

 

ドイツの人の助け合い精神や、イギリスの人の感謝の心が映し出された

こんなツイートをみるにつけ、感動で涙が止まらないのと同時に、

日本人はいつからこんなに体たらくになってしまったのかと心が痛みます。