先日「出川一茂ホラン☆フシギの会」という番組で、
ホラン千秋が赤飯に生卵を落として食べているという話題で賑わった。
ホランの周りにもこの食べ方が広まり、流行っているとのこと。
スタジオで実食、彼女が生卵をぐちゃぐちゃに混ぜたのを見て、一茂がドン引きした。
一茂は卵を落とし 右周りに3回混ぜて、醤油を少な目にかけて食べているという。
出川「3回しか混ぜないの?」
一茂「こういう風に美味しそうに食べないと」
ホラン「意味がわかんない!」
結局、最後に一茂が
「嘘をつきました。前はこんな風に食べてたけど、やっぱりもう少し混ぜた方が美味しい」と告白。
卵かけご飯ひとつで論争と、なんともおバカな番組ではあるが、なかなか興味深い話だった。
よその人は、卵かけご飯をどうやって食べるのか
卵かけご飯や納豆などは、なかなか家族以外の人の食べ方を知る機会がない。
食べ物に対する考え方も、人それぞれだ。
ホランさんのように「食事は栄養を摂るための行為、ハッキリいって餌」と思う人もいるし、
一茂さんのように「美味しそうに食べることは大事」という人もいる。
私は《美味しそうにすれば、食べ物はより美味しく感じる》と思っているので、
ホランさんのように栄養摂取と割り切れないタイプ、どちらかといえば一茂さんの意見に近い。
だがしかし《美味しそう》を優先しすぎて、《右周りに三回》は、やはり無理である。
江戸っ子がやせ我慢して、蕎麦の先を少ししか つゆにつけないでたぐるという話を思い出してしまった。
ところで。
長年一緒にいる夫婦でも、誤解されていることがある。
MOURI は私が生卵が食べられないと思い込んでいる。
うっすら残る記憶をたどると、こんな話をしたかも。
- 小さい頃、生卵の黄身のとろんとしている臭いが駄目だった
- だがしかし、ミルクシェイクは好物だった
- 甘かったりソースたっぷりだったりして、黄身の味が誤魔化されれば大丈夫
- 昔はカチカチの目玉焼きが好きだったが、今はトロトロが美味しいことに気づいた
私をこんな変遷を辿っているが、家人 は未だに私が生卵NGと思い込んでいる。
食べてやろうじゃないですか
私の卵かけご飯
黄身と白身を別にして、白身をメレンゲになる手前くらいの状態まで攪拌する。
ご飯に白身を先にかけ、ざっくりまぶす。
黄身を上にポトンとおとし、醤油は普通 ( 流石に醤油少な目は苦手 )
さっくり混ぜていただきます!
やはり、どうしたって こんな風にはなりますわな。
ほほほ。
本日の夜ごはん
こんにゃく煮、鶏肉とほうれん草のソテー、切昆布煮
大皿は、ひじき煮とクレソンのポン酢和えに、更にレタスを混ぜたもの
茄子の生姜煮びたし
これが信じられぬほど美味しかった。
しょっぱそうに見えるでしょうが、炒めた茄子に我が家の出汁をたっぷり含ませて
生姜・醤油・砂糖で味つけたので辛くない。むしろ優しい味。
切込みもいい役目を果たしているのかも知れない。