Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

「らんまん」でみる渋谷・円山町

 

NHK朝ドラマ『らんまん』は、今週から渋谷の円山町の話になってきた。

らんまんは、植物学者・牧野富太郎の人生をもとにした物語。

ドラマの主人公・槙野万太郎(神木隆之介)の妻・寿恵子 ( 浜辺美波 ) は非常に出来た人で、夫を支えるため金策、家事、育児を一手に担っている。

寿恵子は、叔母 ( 宮澤エマ ) が営む新橋の料亭でしばらく働いていたが、その接客のセンスで常連客の心をわしづかみにしていく。そんな寿恵子に、伯母は「渋谷で店をやってみないか」ともちかける。

 

当時の渋谷は「ド」のつく田舎だった

明治末期の渋谷は農村地帯で、通りも整備されておらず、伯母から聞いた売家も酷い有様だった。家の向いの店主・荒谷 ( 芹澤興人 ) から「こんなところで商売なんかやめた方がいい」と言われてしまう。

一旦家に帰った寿恵子は「もしも万太郎さんだったら、歩き回って観察して、その土地の良さを考えるだろう」と思った。

 

二度目に渋谷に行った寿恵子は、地元の人に産物や名所、渋谷の特色を聞きまわった。

 

茶屋で出されたボーロに感動、芸者たちと仲良くなった寿恵子は、

次第にこの町の将来性に気づいていく。

 

 

寿恵子たちが今住んでいる長屋は渋谷と違い、住民たちが協力して街づくりをしてきた歴史がある。それに比べて渋谷の家は、近所との連携もとれずに荒れ果てていた。

寿恵子が長屋の差配さん ( 安藤玉恵 ) に相談すると、差配さんがこう言った。

「まず、妄想を話し合うかな」

 

 

自分たちの暮らしを住みやすくしていく為には、

住民ひとりひとりがどんな町になったらいいかを妄想する。

そして、できることから形にしていけばいいんじゃないかというのだ。

 

その言葉が寿恵子の背中を押す。

寿恵子は渋谷・円山町で待合を始める決意をした。

 

 

以上が今週のドラマの概要だが、私が住む渋谷の、渋谷駅の近くがこんな状態だったというのに興味をひかれた。

道玄坂は、まだほとんど開発されていない土地だということは知っていたけれど、

「弘法湯」という温泉が湧き出てたことで、大山詣や冨士講からの客が立ち寄る場所だったとは知らなかった。

大山詣かえりの客に、U字工事

 

さらにこの頃、陸軍の練兵場ができたので、円山町は軍関係の客を相手に商売する店が増えていったらしい。

そんなこんなを知るために引っ張り出してきた本がこれ⤵

神泉・円山は、昔は焼場があった町、そこに弘法湯ができ、やがて三業地となり、

ラブホテル街になり、今では若者のクラブが乱立する地域となった。

私は、その変遷をさぐってみたくなった。

 

 

 

本日の昼ごはん

朝から、きんぴらや肉じゃが、山形のダシを作りだした。

でもきんぴらと肉じゃがは夜の分。

 

和朝食は、こんな感じで、

見切れているが山形のダシをたっぷりご飯の乗せて食べました。

 

 

 

本日の夜ごはん

朝のうちにほとんど仕度をしてしまったから、

ホワイトセロリのサラダくらいを作る。

 

我が家のきんぴらは、ちょー細め

 

朝炊いたご飯の残りに、鮭・青紫蘇の実・ごまを混ぜておにぎりに。