「尾道に来たら絶対に食べて帰れ」と言われた尾道ラーメンの名店があります。
つたふじ 本店
昨晩、20時頃通りかかった時は、もちろん閉まっていましたが、
今日は暖簾が揺れている。
行列あたりまえの人気店ということで、
「並んでまで食べるのは好きじゃない」というMOURI でしたが、
ここは並ぶと決めて、坂をくだってやってきました。
行列がなーーい
珍しいことなのだと思います。
暖簾をくぐったら、レの字のカウンターはすでに満杯。
・・・かとおもいきや、奥に2席空いているとのこと、これまたラッキー。
このお店は、古いが味は最高と客足が絶たないらしい。
一方、お店の人が不愛想という噂も絶たないらしい。
「感じが悪かったし、不味かったのでもうごめんだ」という口コミもあります。
でも、私は自分で確かめたい
何人もの方にすすめられたお店です、味は自分で確かめないとです。
料理の味は、お店の人との相性や、その時の環境で左右されます。
憤慨して食べたもので、美味しいと思うことはないハズ。
嬉しい時に食べたもので、のどを通らないものもないハズです。
ですから、心を穏やかに《愛想はあまりよろしくない》というお店にいどみます。
静かに座って、メニュー表を見る。
つたふじメニュー
中華そば ( 並 ) と ( 大 )
中華うどん ( 並 ) と ( 大 )
むすび・いなり・ゆでたまご・清酒・瓶ビール、ラムネ、ジュース。。。。
中華うどんって、何だろう。
誰か食べている人いるかな、と隣を見ましたが、みんなラーメンですやっぱり。
私たちもラーメンの並をお願いしました。
カウンターの上にはお稲荷さんとおむすびがありました。
西の方では、ラーメンやうどんのお供に稲荷ずしやおむすびはマストなんですねきっと。
炭水化物祭り、私も好きですが少しダイエットのことも、思い出さないといけません。
・・・・。
ここまできて、店内の写真が無いことにお気づきか。。。。
「写真撮らないのか?」とMOURI に促されましたが、入店しすぐに「カメラ禁止」の貼紙を見つけました。昔は撮影可だったようですが、観光客のマナーに店主が怒り、以来「撮影不可」になったそうです。
と、この話はあとから聞いたのですし、「ラーメンの物撮りは可能」というのも後から知りました。
お借りした写真⤵
尾道ラーメンは初めて食べました。
背脂が沢山入っていて、いつまでも冷めない。
麺は中太。チャーシューは厚めが2枚ほど、シナチクに小葱。
色は濃いですが、味はしょっぱくはない。
そして。。。
つたふじ だいすきーーーー ←「チコちゃんに叱られる」のキョエちゃん
こ、この味はなんだ。美味しいじゃないか。
というのが私たちの感想です。
唯一残念なのが、スープが飲めなかったこと。
背脂の沢山入ったスープはいつまでも熱くて、猫舌の私がどんぶりに口をつけて
飲むことは出来ませんでした。
レンゲがないの
今回の旅で思ったんですが、四国や中部地方のお店ってレンゲ使わないのかしら。
今回のつたふじも、高知のいろりやも、香川の川福も、レンゲが配膳されませんでした。
四国・中国が全部ということじゃないけれど、勿体なすぎる。
猫舌の私にとってはレンゲはなくてはならないアイテムです。
因みに、パスタの時のスプーンもあるとないとでは美味しさが違います。
美味しいスープをもっと飲みたかった、と思いながら店をあとにした2人でした。
撮影可能だった頃と思われるユーチューブ⤵
つたふじ本店は、私たちにとっては居心地の悪い店ではありませんでした。
ご店主もおばちゃんも、偉そうでも愛想がないワケでもなく、ピリついたところはありません。
よく「ラーメンはだまって食え」的なめんどくせー店主が《売り》のラーメン屋さん、あるでしょう?
そういうのでは、決してない。
お店は古く、お世辞にも綺麗とはいえません。
カウンターの後ろも狭いので、「すみません、すみません」と腹を引っ込めながら通る感じです。
でも、美味しいのだからいいじゃない。
カメラ禁止になったのだって、SNSに投稿するのが当たり前になったお客のマナーの悪さと、
ブログでの言いたい放題が原因のようです。
そういう傍若無人なふるまいをするお客がいなければ、ご店主も態度を硬化させることは、なかったかも。
狭い、決して綺麗なお店とはいえない ( 不潔ということではありません )
愛想はないかもしれないけど、、、でも、ラーメン食べに来てるんだから、
美味しければ私はいいと思う。
これが私の感想。
あとは皆さんのご判断に委ねます。
感動的な美味しさの尾道ラーメンを堪能して、千光寺の山の展望台まで戻ります。
車を停めてきているからです。
降りてきた階段をまた登る勇気も体力もありませぬ。
登りはロープーウェイにします。
ロープーウェイの乗り場の前に、甘味 屋さん発見。
ソフトクリームを食べながら、次のロープーウェイまで待ちます。
おおっと、乗り遅れそうだ。
ジリジリとなるベルに走り込むと、車内は満員。
沢山の外国人 ( Cの人~mashreyさんを真似っ子ふふ ) を乗せ、にぎやかに登っていきます。
混んでいるので、人の頭越しに外を見る。
最近「中井精也のてつたび!」という番組にはまっています。
鉄道写真家の中井精也さんが、全国各地に出向き、美しい景色と電車を撮影していきます。
中井さんは、景色の中に必ず電車を入れて撮影します。
ロープーウェイから見る景色。
カーブしている山陽本線に電車が来た時に撮影できたら、中井さんは「やった~」と
万歳して喜ぶことでしょう。
山陽本線と尾道水道、いいんじゃないですかね。
三重塔が見えてきた。
ロープーウェイはどんどん登るのでシャッターチャンスは今しかない。
西むきの風景。一枚目と二枚目では高さが変わっていくのがわかります。
標高が高くなるに従って、遠く向島の奥まで見えるようになる。
本当に絶景。
ロープーウェイっていうのもいいものです。
自分では何もしないで頂上まで連れて行ってくれるんだから。
往復券を3枚くらい買って、登ったり下りたりしたい。
・・・贅沢か、それは。
さあ、ほんとうに名残惜しいけれど、次の目的地に移動することにしましょう。
次は~広島です。
お