文藝春秋の「日本の短篇」を愉しんでいます。
井上靖著「補陀落渡海記」が読みたくて、それが収録されているというので借りてきた本なんですが、
これがなかなか面白い。
装丁が安野光雅さん
選者は井上靖氏の他、山本健吉、中村光夫、清岡卓行、吉行淳之介、大岡信、大江健三郎の六氏です。
そして、この本の発行の動機が愉快。
井上靖さんが、1982年 ( 昭和57年 ) 4月に、日仏両国政府の提唱によって、両国間に横たわっている政治、経済、文化の諸問題について、民間人の立場から自由に意見交換する「日仏・明日を考える会」の委員に選ばれたんですと。
その折に、井上さんは自分が受持つ文化部門に於ける問題としてかねがね考えていたことを提案した。
明治以降、日本が生み出した一級の文学作品を、
フランスに於て完全な形で翻訳、出版してもらえないか
フランスには、これまで万葉集、源氏物語などの古典類はある程度、紹介されていますが、近代文学に於ては芥川、谷崎、川端、三島以外はあまり紹介されてなかった。
そこで井上さんは
《日本文学として独自なものを備えている優れた短篇小説を、
日、仏一級の文学者と研究者の協力によって仏訳し、フランスの出版社に上梓する》
という企画を提案されたんだそうです。
この提案は、フランス側の文化担当委員の全面的な賛同と協力を得て実現しました。
そしてこの『日本の短篇』は、フランスに送り出されたガリマール社「現代日本短篇選集」の洋行帰り版なんだそうです。
「はじめに」に書いてあったこの話を読んで、ラインナップをみてみました。
これらを選者たちがどんな意図で選んだのかも興味深い。
また、これらの作品をフランスの人たちがどんな風に受け止めたかも気になります。
そんな想いで読む短篇集ですから、読書とはまた別の好奇心も駆り立てられました。
冒頭は、森鴎外『堺事件』
おやおや。これはまた、フランス人を意識した作品をぶつけたものだ。
ということで、作品お話は網羅できないでしょうが、
堺事件のお話は、次回させていただこうと思っています。
本日の朝ご飯
最近、麺類が続いていますが、今日はマルちゃん正麺の塩味
初めてなので、オリジナルの味がわかるように、、、とは思いましたが、
色んな具を入れたらもう、野菜のエキスで味変わるかもne
本日の夜ごはん
本日は、 Instagram から2品。
ささみとアボカド、ひじきの豆乳ごまマヨ和え
~by morifu_popo さん
ささみ…3本
ひじき…もどしたもの80g
アボカド…1個
A マヨネーズ…大さじ2、醤油…大さじ1、豆乳…大さじ1、すりごま…大さじ1、酒…大さじ1、塩コショウ…適量
【作り方】
- ささみは筋をとり、塩コショウと酒をまぶして電子レンジで3分加熱、粗熱が取れたらほぐす。
- アボカドは一口大にそぎ切りにする。
- ボウルにAを混ぜておき、ささみ、アボカド、ひじきを加えて和える。
オクラとみょうがとささみのさっぱり和え
~by yuukitohiakri さん
茹でささみ…1本 →食べやすく割く
オクラ…5本
みょうが…2本
A ポン酢…小さじ2~3、ごま油…小さじ1
【作り方】
- オクラを軽く茹で、冷まして、3等分の斜め切りにする
- ボウルに1とささみとみょうがを入れて、Aを混ぜる
たらと温野菜のソテ
これは、私が作ったので適当。
【作り方】
===下準備===
にんじんをオリーブオイルで炒める。←レンチンせず、時間をかけて炒めます。
ブロッコリーは固ゆでする。
もやしは髭を取る。
- にんじんに火が通ってきたら、そこにブロッコリーともやしを投入して、お湯を50g入れ、コンソメを半分入れて味を調える。
- 別のフライパンで、タラに塩コショウして粉ふってバターで炒めたものに、1を入れて、最後に生クリームを足す。
デザートはアイスクリームです
左がメロンで、右がぶどう。
ぶどうは酸っぱ過ぎて私には無理でした。