時を戻そう!
ってペコパじゃないですが、12月31日のお話です。
「MOURI の同僚の KYOU ちゃんが泊りがけでやってくる」という話の続きですが、
鳥取のKYOU ちゃんのお母さんから届いた宝箱の中身はこれでした。
左上から、ほたて、モサエビ ( 中 ) 、モサエビ ( 小 ) 、カレイの一夜干し
松葉ガニ
そんなワケで、大晦日の食卓は蟹鍋になりました。
その前に「モサエビ」とはなんぞやという話を。
モサエビ
鳥取県ではクロザコエビのことを「モサエビ」と称し、9月~5月に沖合底引き網漁で漁獲されます。
弾力のある食感で旨みが強く、甘味は甘エビ以上ですが、鮮度劣化が早いため遠隔地への出荷は難しく地元でしか味わえない幻の海老と言われていました。
最近は、流通状況も良いので、冷凍のモサエビとして食べることは出来ますが、
まだまだ地元の人から直接送ってもらうくらいしかなく、
東京の市場で出回るまではいかない食材です。
2012年にKYOU ちゃんの実家にお邪魔した時には、シーズン中ということもあり、新鮮なモサエビを堪能しました。
今回のものは、一応、火を通した方が安全とのことなので、鍋・焼き・天ぷらなどで食べることにしました。
それから。
前回のエントリーにニナシモネ (id:ninasimone) さんからコメントをいただいたんですが、
ニナシモネさんがお住まいの地域では、ガサエビと呼ばれているのだと教えていただきました。
地域地域で名前が変わるのも興味深いですね。
松葉ガニですってよ、松葉ガニ
めったに出会うことのない、松葉ガニ!
KYOU ちゃんが さばいています。
うまいもんじゃのぅ
甲羅の黒いブツブツが多いほど、歳とってるのだそうな。
蟹味噌たっぷり。
これはグリルで火を入れて銘々に食べる❤
脚に包丁を入れるのは至難の業
さあ、蟹鍋開始!
蟹鍋には、色々入れないのがいいらしい。
合わせる野菜は、白菜のみ。
美味しそうじゃないですか。
ホタテだって、こんなにある。
ううーん、ぷりぷりで甘い。
蟹、どんどん鍋に入れていきましょう。
白菜が蟹のなんちゃらっていう成分で信じられないような旨みが出る。
合わせるのはシャブリ。
スッキリしていて美味しいです
鍋もいいけど、グリルでちょっと焼いてみました。
これを蟹味噌で食べたら、悶絶するくらい旨かった
モサエビも食べましょう。
焼いてみました。
殻は焼いて、鍋に投入
甲殻類の焼けた香りと、鍋のグツグツいう音は美味しさを倍加してくれます。
デザートは、羊羹です。
KYOU ちゃんのお土産の羊羹は、お酒にピッタリの味。
いちじく、くるみ、いちごが入ってるんですが、
滅茶苦茶美味しいですわ。
これにクリームチーズを合わせてみました。
Wagashi asobi というお店のものだそうです。
これはメモメモ。
美味しい食事と楽しいお喋りと、紅白観ながら盛り上がりました。
2020年はコロナで大変だったけれど、楽しいことも沢山ありました。
来年もまた、良い年になりますように。