ずっと気になっていたお店に来店した。
その店は、隠れ家のような一軒家で、健康茶を供している。
かつてその家は、写真家の奥さんが住んでいた。
その家の前を、とんとんと一緒に通ることがよくあった。
奥さんは私ととんとんを見ると「今日も猫ちゃんとお散歩ね」と笑った。
そんなご縁で奥さんと話をするようになった。
天気の良い日、奥さんは庭に出て、深い香りの洋もくを吸っている。
嗅いだこともない珍しい煙草だった。
奥さんには、亡くなられたご主人との間に一男一女があり、
娘さんはトンガのラガーマンと結婚されていた。
やがて奥さんは一軒家を手離し、娘婿の故郷トンガへ移住していった。
奥さんがトンガに引っ越す時に、写真集とビデオデッキをいただいた。
奥さんが引っ越された家は、その後リフォームされ料理教室になり、
その後「養生茶とおやつの店」になった。
お店のお持ち帰りメニュー ちまきとお稲荷さん
お店の女主人とは、この家の近所さんの話題から、先住者の奥さんの話にも転じた。
奥さんは、トンガで昨年亡くなられたそうだ。
いつも笑っていて、つねに新しいことに挑戦していた奥さんだから、
トンガの暮らしもきっと謳歌されていただろう。
合掌。
お稲荷さんは、山椒の実が効いていて美味。
ちまきは、本格的な巻き方で、
ごま油の濃厚な味だった。
余談だが、
店には祭ちゃんという洋猫がいて、お客が来ると三階から転げるように降りてきた。
とても人なつっこい美人さんだ。
服に外猫の匂いが沢山ついていたのだろう、興味津々で匂いを嗅ぎまわられた。
女主人と話をしていても、かまってと足元をスリスリし、
それでもダメだとテーブルの上にあがって、二人の間に割って入る。
このところ、日本猫しか触っていないので、
シルクのような長毛種の、しとっとした毛並みが新鮮で心地よい。
次は持ち帰りでなく、養生茶なるものを堪能しに来店したい。
もちろん、目当ては素敵な女主人と祭ちゃんに会うためだ。
本日の昼ごはん
おいしい、、やめられない
本日の夜ごはん
ポテトからーの、
おろし豚しゃぶ鍋
モランボンの商品をMOURI が調理。
豚肉最初に全部いれるんでは、しゃぶしゃぶではなく、普通の鍋じゃん
美味しいからいいけれど。
〆はうどん