Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

素敵な家の、素敵な女主人

 

ずっと気になっていたお店に来店した。

その店は、隠れ家のような一軒家で、健康茶を供している。

 

かつてその家は、写真家の奥さんが住んでいた。

その家の前を、とんとんと一緒に通ることがよくあった。

奥さんは私ととんとんを見ると「今日も猫ちゃんとお散歩ね」と笑った。

そんなご縁で奥さんと話をするようになった。

 

天気の良い日、奥さんは庭に出て、深い香りの洋もくを吸っている。

嗅いだこともない珍しい煙草だった。

 

奥さんには、亡くなられたご主人との間に一男一女があり、

娘さんはトンガのラガーマンと結婚されていた。

やがて奥さんは一軒家を手離し、娘婿の故郷トンガへ移住していった。

奥さんがトンガに引っ越す時に、写真集とビデオデッキをいただいた。

 

f:id:garadanikki:20211210162341j:plain

 

奥さんが引っ越された家は、その後リフォームされ料理教室になり、

その後「養生茶とおやつの店」になった。

 

お店のお持ち帰りメニュー ちまきとお稲荷さん

f:id:garadanikki:20211207175125j:plain

 

お店の女主人とは、この家の近所さんの話題から、先住者の奥さんの話にも転じた。

奥さんは、トンガで昨年亡くなられたそうだ。

いつも笑っていて、つねに新しいことに挑戦していた奥さんだから、

トンガの暮らしもきっと謳歌されていただろう。

合掌。

 

お稲荷さんは、山椒の実が効いていて美味。

f:id:garadanikki:20211207175149j:plain

f:id:garadanikki:20211207184523j:plain

 

ちまきは、本格的な巻き方で、

f:id:garadanikki:20211207182954j:plain

ごま油の濃厚な味だった。

f:id:garadanikki:20211207183056j:plain

 

余談だが、

店には祭ちゃんという洋猫がいて、お客が来ると三階から転げるように降りてきた。

とても人なつっこい美人さんだ。

服に外猫の匂いが沢山ついていたのだろう、興味津々で匂いを嗅ぎまわられた。

女主人と話をしていても、かまってと足元をスリスリし、

それでもダメだとテーブルの上にあがって、二人の間に割って入る。

このところ、日本猫しか触っていないので、

シルクのような長毛種の、しとっとした毛並みが新鮮で心地よい。

 

次は持ち帰りでなく、養生茶なるものを堪能しに来店したい。

もちろん、目当ては素敵な女主人と祭ちゃんに会うためだ。

 

 

本日の昼ごはん

f:id:garadanikki:20211207085949j:plain

おいしい、、やめられない

f:id:garadanikki:20211207090055j:plain

 

 

本日の夜ごはん

ポテトからーの、

f:id:garadanikki:20211207180849j:plain

 

おろし豚しゃぶ鍋

f:id:garadanikki:20211207180846j:plain

モランボンの商品をMOURI が調理。

豚肉最初に全部いれるんでは、しゃぶしゃぶではなく、普通の鍋じゃん

美味しいからいいけれど。

f:id:garadanikki:20211210164629j:plain

 

〆はうどん

f:id:garadanikki:20211207192557j:plain