ドラマ『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』のお話を少しします。
昨日お話した『プラージュ』と同様、犯罪者の社会復帰をテーマにしたドラマで、
主演は舘ひろし演ずる保護司とその対象者の物語だ。
対象者とは、犯罪や非行をしてしまった人のうち、少年事件を引き起こして保護観察処分を受けた人や少年院を仮退院している人、保護観察付の人、執行猶予付きの人などのこと。
ドラマには何人かの対象者が出てくる
小山結子 ( 浅丘ルリ子 )
同居していた引きこもりの息子を絞殺した過去を持つ。
出所すると「ヒャッホー」と声をあげるなど、担当する保護司の善輔を戸惑わせる。
息子の墓参りにも行こうとせず、奔放な言動で周囲を振り回す。
澤井雄蔵 ( 不破万作 )
万引き、置き引きなどの犯罪を重ね前科23犯の経歴をもつ。
善輔の初めての対象者。
以来、再犯はなく公園の清掃を日課にしている。
音信不通の息子に会いたいと思っている。
古澤唯行 ( 前田航基 )
保護観察中で善輔が担当している。
協力雇用主の寛治の「信田神輿製作所」で職人として働く。
須藤保 ( 脇地弘 )
自動車修理工場で働く。
15年前に仲間と強盗致傷事件を起こした。
出所後は当時保護司だった九條の担当となり更生した。
そんな中、15年前と同じ手口の強盗事件が発生する。
犯罪者の社会復帰に手を貸す人々
深谷善輔 ( 舘ひろし )
元高校教師の保護司。経験は浅いが、誠実に保護観察の対象者たちに向き合おうとする。
重大な事件を起こした小山結子の担当となるがその言動悩み奔走。
実は保護司になった背景には、ある葛藤が・・。
信田寛治 ( 泉谷しげる )
信田神輿製作所の親方。
善輔とは高校時代からの付き合い。
保護観察中の人たちを率先して雇用する『協力雇用主』に登録。
分け隔てなく面倒を見、善輔を応援している。
松川研 ( 寺泉 憲 )
喫茶『カサブランカ』の店主。善輔の高校時代の同級生で、ラグビー部でも一緒だった。
今は神輿担ぎに情熱を注いでいる。
星野一平 ( 村田雄浩 )
洋食キッチン「マイ・プレイス」の店主。
脱サラして妻の清美と洋食店を開く。
「協力雇用主」になり保護観察中の結子を雇うことになるが・・。
星野清美 ( 濱田マリ )
一平の妻。
保護観察中の結子を雇うことには消極的だった。
犯罪者の社会復帰を暖かく見守る人もいるが、そうでない場合もある
例えばドラマに登場する刑事。
最近起きた事件が15年前の事件と手口が似ていることから須藤を疑い、須藤が勤める工場の聞き込みをする。
これが元で工場の仲間から白い目で見られた須藤は、工場主から解雇を言い渡されてしまう。
犯罪者の肉親が許さない場合もある。
犯罪を犯した近親者の為に、世間から非難をされたりして家族離散になったり、
世間体を気にしたり、罪そのものを許せずに、犯罪者との縁を断つ人も多い。
小山結子の娘・小山早苗 ( 真矢ミキ ) は、母の結子が、弟の隆史を死なせたことにより加害者と被害者と両方の家族になってしまった。
事件の為に離婚を余儀なくされ、子供たちとも離れ離れの暮しになり。
コンビニと配送センターの仕事を掛け持ちして働く日々だ。
出所した結子には、かたくなに会おうとしないのもわかる。
深刻で重いテーマのドラマだったが、エンディングの曲と動画が素晴らしく。
ジーンと来た。
最近 NHKはドラマの音楽にも力を入れていると思った。
本日の昼ごはん
昨日に続き、冷たいお蕎麦
本日の夜ごはん
昨日につづき、手のかかっていないつまみ (;'∀')
すっかり夏らしいメニュー
ちくわぶ煮、鶏の手羽辛煮
これはニラのキムチ
キムチにホルモンだったら、ご飯でしょう ❤
ご馳走があっても、これを食べたがるしとがいる⤵