「今度一度連れていってあげるよ、俺が食べた中華料理屋で一番美味しかったから」
忘年会 (去年の) で友だちと行った中華料理屋さんが絶品だったというMOURI の話。
「だけどそこはメニューがなくコース料理だから二人で行くとそんなに食べられないな。
誰かを誘っていかないとな」
コロナ禍で会食だなんて夢また夢、いつのことやらだ。
アド街ック天国でも紹介されていた店
MOURI が来店した直後のテレビでこの店が紹介されていた。
龍口酒家はメニューのない店。
夜営業は、予約でコース料理のみ。
オーナーシェフ、石橋さんは言う。
「昔はメニューがあったんですが、毎日思いつきで作る裏メニューを出している内に、『オーナーに任せる』という常連さんが多くてメニューから注文する人がいなくなったんです」
これがメニューがなくなった理由らしい。
クロレラ入りのこの麺が美味しいと噂
「メニューがなくてさ、予約の時大体の予算をいうとどんどこ出て来るんだよ。
全部が優しい味で、口に合わないもの ひとつもなかった」と、MOURI。
途中でお腹がいっぱいになったらストップかければいいし、足りなければ続行するシステムらしい。
そうなるとふらっと二人で行ってもツマラナイ。
やはり、友だちを誘って3～4人でいくしかない店だなあ。
あーーーいつになるのかな、その店行けるの
しびれを切れらし、お店情報をチェック。
ランチタイムは、クロレラ麺を中心に1人で食べられる定食が供給されていた。
ということで らいてーん
凄い人気、お昼時は外の椅子に並んで待ちます。
店員さんが外のお客に注文とりに来た。
メニューボードを見ても、イメージが浮かばない。
注文を聞いていると、2 番と 1番を頼んでる人が多い。
「じゃ私は、 2 番の干しエビ生姜あん麺のセットを」
左は棒棒鶏、中央は青椒肉絲、ごはんに、ハリハリ漬けみたいなのに、麺の奥に杏仁豆腐。
そして、干しえび生姜あん麺
麺は、あのクロレラの緑麺
本当だ、果てしなく優しい味！
とろみのついたスープを一口飲んで驚いた。
本当にすごく優しい味。
《味付けが薄い》というのとは違う。
丁寧に色々なものを煮込んだスープにはコクと旨味がつまっていて、
生姜の効いた五臓六腑にしみわたるスープなのだ。
干し海老生姜を注文したので、干し海老と生姜がしっかりアクセントになっている。
鶏肉をベースに、ザーサイの風味もする。棗かなクコの実かなそんな甘味もある。
何が入っているかよく味わってウチでも作ってみたい、
そう思いながらレンゲで一口一口時間をかけて味わいつくした。
隣は、麺だけ注文している
やはりここの一押しはこのクロレラ麺のようだ。
薄味は誤魔化しが効かない
夜のコースメニューを想像してみた。
薄味にするということは誤魔化しが効かない。
舌ざわりの悪いものや、焼きすぎ、炒めすぎはすぐわかる。
それを感じさせずに、最後まで堪能できるというのは相当なものだろう。
ランチには限界も？
あえて難をいうと、ランチのおかず二品かも。
ランチタイムには作り置きをしないといけないので仕方がないことだが、
青椒肉絲はピーマンの色が落ち、クタクタになってしまう。
棒棒鶏も、しばらく置いたバサつき感が若干ある。
こればかりはしょうがないことだ。
隣の常連らしき人がセットにしないで単品の麺にしたのは、こういうことなのかも知れない。
なおのこと夜メニューを
ああ、夜のコースを食べてみたい。
テレビに映っていたオーナーシェフさんは、何回か厨房から出て配膳をしていた。
手が空いた時は、ホールに出てお客さんの反応を見ているのかしら。
お客の料理のすすみ具合を見ながら、次の料理を作る。
作りたてのものがどんどん配膳される夜コースは、美味しいに決まっている。
ああ、行きたい！ 食べてみたい！ 龍口酒家のコース料理
食いしん坊の仲間を誘って、是非来店したいと思った。
店の外にあったポスター⤵
八宝湯
あの、クロレラ麺のスープはこれみたいだ。
ザーサイと棗、鶏肉は当たったけれど、朝鮮人参やスッポンも入っているのか。
それを8時間もじっくり煮込んでいるなんで、美味しいハズだ。
外にはこんなメニューも貼ってあった。
テイクアウトの香辛料も魅力的
香辛料だけでなくて、料理もテイクアウトできるようだ
コロナ禍の内はテイクアウトもいいな。
お店は、幡ヶ谷の開札 ( 地下道 ) に直結する駅横ビルにある。
なんということはない駅ビルの地下のレストラン街にこんな名店があるなんて。驚。
「へー、そんな美味しいおそばを食べてきたの、良かったの。
でも、これも美味しいよ」棗。
「遅いと思ったら、そんな道草してたのね」とんとん
待ってたんだから キリっ
本日の昼ごはん
なんちゃって手作りコーンスープに、Olympicで買ってきたパン
いちじくとクルミのパンは必ず買ってしまいます。
本日の夜食
某チェーン店の寿司丼
店頭の写真が美味しそうなので懲りずに買ってしまうが、やはり、、、、の味。
