渋谷区の広報誌のこれに応募したら当選した
敬老大会。
応募対象はおおむね65歳以上 とのこと。
菊之丞さんの落語が楽しみだし、
こんなことでもなきゃ 松平健の歌謡ショーなんて見られないもの。
開演1時間前の開場時間の、さらに30分前についてしまった。
渋谷公会堂の周辺をぶらついたら様変わりしていて、
昔 渋谷公会堂があった場所に、高層マンションが建っていた。
あれま 一等地じゃない。
渋谷公会堂はそのマンションの南側に移動していて、
LINE CUBE SHIBUYA という名前になっていた。
正面のまだらな縦じまがLINE CUBE
年寄りは早いね、もう入口に集まってきている( ´艸`)
そういう私たちだって新人老人だ。
開場しました
記念品をいただけるみたいだ
こんな立派なものを貰いました
第一部は式典で、渋谷区長をはじめとする挨拶など。
第二部が演芸で、落語と歌謡ショー
観客は全員65歳以上
式典が始まりました。←第一部は撮影可らしい
長谷川 渋谷区長と、丸山 渋谷区会議長は二人とも上手な挨拶で、
ハキハキと口跡もよく、テンポがよくて驚いた。
区長は、100歳以上の区民のお宅を表敬訪問されたとかで、こんな話をされた。
皆さんとてもお元気なんです。それで秘訣をお聞きしたんです。
そしたら皆さん『続けてやっていることがある』っておっしゃる。
ちょっとしたことだっていうんですけど、例えば、
毎日必ず散歩をするとか、昨年までずっと水泳をやってきたとか、
そういう “継続” が大事なのだなとわかりました。
何気ないエピソードの中に、相手を想う気持ちがキチンとつまっていて好感の持てる話だった。
区長挨拶につづき、丸山議長が区議会議員全員を紹介する。
名前を呼ばれた議員は、さっと起立し、自分の名前と「おめでとうございます」などのひと言を発して着席。皆 明るく活発な印象。こういう若い人たちが渋谷議会を動かしているのだなあと思った。
そのあと、渋谷区の活動に貢献された高齢者の方々の紹介と表彰があり、
最後に、シニアチアダンスチーム 渋谷IRIS のパフォーマンスがあった。
シニアチアダンスチーム「Shibuya Iris ( アイリス ) 」は、元NFL、NBAチアリーダー柳下容子さんが講師を務めている団体で、現在60歳〜86歳のメンバーが45名在籍しているそうだ。
流石に若いチアガールがやるような、バク転や組体操のような大技はない。
だが、ポンポンを振り溌剌とステップを踏む楽しそうな姿に、見ているこちらが元気をもらった。
「ステップ間違っていても、ご愛敬と笑ってくださいね」とのこと。
今回のメンバーには男性がおひとりしかいなかった。
やっぱり女性の方が 元気いいのかな。
こっちの区議さんのアングルのほうが面白い
写真は、https://go2senkyo.com/seijika/165114/posts/769889 からお借りしました
背中は丸山議長さんか?
会場がじーじばーば ( 私たちもその中の2人 )
アイリスの皆さんのパフォーマンス
第二部は、立川志ら乃さんと、古今亭菊之丞さんの落語に、
松平健さんの歌謡ショー ※ こちらは撮影不可
#渋谷区敬老大会 に呼んで頂きました。
— 古今亭菊之丞(公式) (@kikunojorakugo) 2023年9月15日
まさか自分が #渋谷公会堂 の舞台に上がれようとは夢にも思いませんでした。
落語のあとは、#マツケンサンバ を袖から堪能。
とても今年70歳には見えない若々しいいい男!!#松平健 #古今亭菊之丞 pic.twitter.com/uzCkyGlGY6
志ら乃さんは、初めてだ。立川志らくさんのお弟子さんらしい。
口跡もよく明るくてテンポもよい喋りだった。
ただひとつ残念なのは、枕の口調がタメ口だったこと。
観客全員65歳以上の、志ら乃さんよりうんと年上の人たちを相手にした催しでタメ口というのに、私は若干 違和感を感じた。年寄りにタメ口でも気にならないキャラクターもいる。 例えば、お笑い芸人 EXIT の兼近みたいに “おバカっぷりが可愛い”と思わせる子とか。
しかし、志ら乃さんの場合はどうだろうか。
真打として敬老大会に招かれている落語家だとして考えると、
今回に限っては普段の口調がそうであったとしても、あらためた方が良かったのではないだろうか。
そのあとに高座にあがった菊之丞さんが丁寧なものいいだったので、余計に気になったのかも知れない。
松平さんは、やはりマツケンサンバが最高。
あの曲は、瞬時に気分を高揚させる凄いパワーがあるし、
あの金ラメ衣裳も、肉眼でみたら目が眩むくらいにキラッキラに輝いていた。
思いがけず参加した「敬老大会」はとても有意義なイベントだった。
私たちも、老いたるを敬っていただく歳になったんだなあと、感慨深いが、
表彰された
私たち夫婦も新人老人として、先輩にあやかり御機嫌にやっていかなきゃと思う一日になった。