先日 お話した「とんとんの木」ですが、
ムササビのようにびょんと飛んで木にしがみつき、するすると登る、
とんとんのその快挙がなかなか撮影できません。
夜だし、早いしで。
それで図解にしてみました。
岩から木までの距離は 70~80㎝。
間にある緑の枝の木なんて、ナンノソノで飛び越えます。
そのあとスルスルっと「とんとんの木 ( 別名とんとんの階段 ) 」を登り、白壁を左に移動する。
今、一番のお気に入りは、その先にある高さ3mの石柱の上。
ここに乗れるのはとんとんくらいなものでしょうか。
技術的なこともありますが、乗ろうとすると、とんとんが大激怒するので誰も近づかない。
先日、そうとは知らないカイさんが、とんとんの木にスリスリしたからもう大変。
大騒動になりました。
年上で、でっかくて、強いカイさんに、ちっちゃなとんとんが猛攻撃。
「うーーーーっ」
威嚇の声をあげて、カイさんに突進していった、あんなに怒ったとんとんは初めて見た。
皆で、2人 ( カイさんととんとん ) を引き離し、お互いになだめるのに大変でした。
ゆうじ君
「カイさん、勘弁してあげてにゃ。あの木はとんとんがとても大事にしている木なんだよ。
ねっ。カイさん知らなかっただけだもんな。ねぇ機嫌治して、許してやってにゃ。」
Marco
「とんとん。ここは皆の道なんだからね。とんとんだけの場所じゃあないんだよ。
カイさんもこの木はダメだって知らなかったんだから。ねっ、もうそんなに怒らないの」
何とか2人は納得して、カイさんはまだぷんぷん怒っていましたが頭を冷やしにどっかに行きました。
にゃんこにはテリトリーがあるんです。
どんなに小っちゃい子でも、適わないくらい強い相手だとわかっていても、譲れないことはあるらしい。
そんなことを目の当たりにした出来事でした。
そんなとんとんでも母親やばあちゃんには弱い。
母親や祖母が「とんとんの木」に近づくと、怒れないけど「むーむーむー」というマナーモードみたいな音を発します。
なんとも面倒くさい一族。 ( 祖母-あかちー、母-沙羅、娘-沙羅 )
昨日は、私の膝の順番待ちで、ちょっといざこざ。
左があかちー、右は沙羅
こうなると娘のとんとんは、高みの見物。
流石に母とばあちゃんには適わないことは知っている。