ここ何日かは、北陸土産の食材を食べていくことになりそうです。
今日の食材は二品。
金沢の湯葉と、近江八幡の赤こんにゃく
湯葉はあまり食卓にあがらない食材ですが、
こんな風に使ってみたら「これならいける」と言われました。
鶏肉をコールドスタートで炒めたら、筍と湯葉を加え、
我が家の出汁 ( 水だしした干し椎茸&昆布 ) ににんべんのつゆと味醂で炊いてみました。
茄子の生姜焼き あーんど 枝豆豆腐
そして、じゃかじゃかじゃかじゃか
赤こんにゃく
赤い食材ってあまり多くはありません。
トマトやパプリカとか以外は。。。。
でも、人間って赤を見ると元気になるようですし、食卓も華やぐしいいんじゃないかしら。
東京巣鴨では、おばあちゃんたちが元気になるという赤いパンツを売っています。
赤こんにゃくは、近江八幡の「西川」で食べた定食に入っていました。
初めて食べた赤こんにゃくは、プリッとした食感が面白い以外に個性はありません。
無味無臭だから嫌われる理由はないので、土産話に購入しました。
醤油で食べてみましたが、やっぱり無味無臭でした w
赤こんにゃくと一緒にこんな栞が入ってました。
折り紙を開くと、こんなことが書いてある。
元祖「乃利松」の赤こんにゃくとして、古くより皆様がたに親しまれております。
文献として正確な資料は現存しておりませんが、今から四百年まえに、豊臣秀吉の養子であった豊臣秀次公が安土より八幡に移村して、八幡山 ( 鶴翼山 ) の山頂に八幡城を築城し、八幡山下町を開町しました。
八幡山下町は生前とした桝目の区画に設計され、本邦初の上水道が敷設された文化都市だったと知られております。
また織田信長が赤の長襦袢をまとい、踊り狂ったと伝えられる天下の奇祭「左義長祭」は毎年三月中旬に日牟礼八幡宮に奉納されますが、この火祭は踊り子が女装し、その年の絵とにちなんだ山車を飾り、高さ数メートルにわたり炎を象徴する無数の赤紙を飾り、町内を練り歩き、その年の無病息災を祈願しつつ奉火奉納します。
この勇壮な祭礼にちなみ、八幡名物・乃利松の「こんにゃく」も赤く染め上げ、冠婚葬祭いずれにも欠かせない食卓を飾る一品のご馳走になり重宝されております。
医食同源美味健康とも言われる通り「赤」は食品添加物 ( 三二酸化鉄 ) の着色で、鉄骨こんにゃくとも呼ばれる一方、ノンカロリーのヘルシー食品としてダイエットにも最適です。
弊社ではこの由緒ある城下町の一角に老舗を構え、百有余年の歴史と経験をもとに日夜製販に励んでおります。
特に独自の製法で「味しみが良く調理し易いこんにゃく」をモットーに優秀な「赤こんにゃく」を提供しております。是非とも一度ご賞味ください。
「近江商人のふるさと近江八幡」、「風さわやかな水郷めぐり」の思い出に、お土産として、今後共ご賞味下さい。
きっとお気に召して頂ける事と思います。
地方発送も承りますので、気軽にお申しつけ下さい。
こんにゃく料理いろいろ
A こんにゃくの鉄板焼き
こんにゃくは大き目に短冊に切る。
両面に細かく切り目を入れ熱湯で茹で上げる。
肉と同様にホット・プレートや鉄板などで、白ネギやお好みの材料と共に油で焼き、焼肉のタレにて、お召し上がり下さい。
B こんにゃくの白和え
① こんにゃく、人参は短冊切りにて、熱湯で数分茹でる。
② 煮だし汁に①を入れ、醤油・砂糖・味醂少々で下味をつける。
③ 豆腐は一度熱湯にくぐらし、フキンに包み水気を切る。
④ 白ごまを煎って良くすり、③を加え醤油・砂糖・塩少々で味をつけ、更にすり合わせる。
⑤④に②の材料を加え、混ぜ込み器に盛りつける。
C いり鶏
鶏肉は小口切り、こんにゃくは小さく切り、里芋・人参・ごぼう・れんこん等を乱切りにしてサラダ油で一度炒め、醤油・砂糖・味醂で煮含める。飾りにキヌサヤを添える。
その他おでんなど皆様のアイデアでおためし下さい。
赤こんにゃく、今回が初めて食べたと思っていました。
でも違ったかも。。。
昨年、仕事でびわ湖に行った折、なぎさのテラスにある「なぎさWARMS」で食事をしたんですね。
その時に食べた「ベジタコライス」のトッピングになにやら赤いものが乗っていたんです。
当時は何だかわかりませんでしたが、今思えば、あれがお初の赤こんにゃくだったのでしょう。