草津の義実家では、各家庭で花豆を煮ます。
MOURI のお母さんの煮る花豆は、ふっくりとして甘さも優しくて美味しいです。
いくらでも食べられてしまうほど。
「まるちゃんも煮てみりゃいいよ」
お母さんに貰った花豆、初めて煮てみることにしました。
【前日からもどす】
紫花豆をさっと洗い、たっぷりの水につけて一晩おきます。
花豆は粒が大きく表皮も厚いので、水でもどすのも煮るのも、他の豆より時間がかかるんです。
【ゆでこぼす】
水につけておいた花豆をざるにあげて水をきり、鍋に入れます。
たっぷりの水を加えて強火にかけ、アクが出てきたら、ざるにあげてゆでこぼします。
鍋にまた水をはり強火で煮て、煮こぼす。
この作業を3~4回繰り返します。
【味をいれる】
鍋に豆とカップ6杯の水を入れ、煮立ったら弱火にし、蓋をして30~40分茹でます。
豆が柔らかくなったら、砂糖300g、塩少々を入れ
蓋をしないで10~15分弱火で茹でます。
途中で豆が十分柔らかくなったら豆を取り出し、煮汁のみ煮詰めたら豆を戻します。
火をとめ、荒熱が取れるまで放置して味を含ませます。
豆を茹でこぼす回数は、そのお豆さんによって違うようです。
季節にもよるし、古い豆か新しい豆かによっても違うらしい。
その辺が長年のキャリアが必要なんでしょうね。
実食
初めてにしては、なんでしょうねんとかなった。
煮こぼしの作業を失敗すると、外は固いのに中が柔らかかったりと散々なことにもなるらしい。
「この豆だったら、3~4回かな」というお母さんのアドバイスのお陰で何とかなったけど、
豆を見極めて1人で炊くなんて、とうてい無理無理。
回数重ねないとうまくはなりません。