最近、読み始めた本です。
これは1959年、昭和34年発行された全集です。
左のなどは、まだ作者のハンコをひとつひとつ押してたものでした。
本を作った人の中に、志賀直哉さんの名前があった。
少年少女と書いている全集ですが、対象は中学生です。
それぞれの本の巻末に「作品の読み方」と題した指導要綱があります。
国語の教科書のサブ的なもだったのでしょうか。
でですね、この後に驚いたものが掲載されていました。
中学生が書いた感想文です。
これが凄いの、大人顔負けです。
今の中学生より、昔の中学生の方が学習能力が高かったのだろうか。
とにかく物の見方が成熟しているし、言葉を沢山知っている。
この子の書き出しの素晴らしさに唖然とした。
話はちょっとずれますが、以前大阪の割烹料理店のドキュメンタリーをやってまして、
その店は、中学卒業の若い子を沢山入れて修行させる店でした。
最初は20人くらい入れた子が、修行が辛くて一人、また一人と脱落していき
最終的には毎年3人も残ればいい方なんだとか。
で、その店の親方の話が印象的でした。
「どうして14~5歳の子を雇うかというと、そのくらいの子が一番手がやわらかいんです。」
《手がやわらかい》というのはどういうことかというと、
癖がついていないとか、吸収力が高いとか、色々な要素を含めてのことですが、
一番には柔軟性があるのがその年頃なんだそうです。
それより上になればなるほど、覚えがどんどん悪くなるんですって。
賃金の問題ではないのだと知り、驚きました。
考えてみると、お肌でも、頭脳でも、14~5歳が一番ピークなのかな。
それ以降は下降線をたどるのかも。
周りに子どもがいない環境なので、わかりませんでしたが、
中学生はまだ子供だと思っていた認識が間違っていて、大人より頭脳明晰なのかも知れません。
いやぁ少年少女おそるべし
本日の昼ごはん
すがきやの味噌煮込みうどん
考えてみたら卵なしで食べてみたことはありません。
私がこの味が好きなのは、「本製品+卵」の味ということですわ。
本日の夜ごはん
かぼちゃ煮、あさりのワイン蒸、フライドポテト、鶏手羽の塩焼き、
馬肉ユッケ、春雨と鶏肉ときゅうりの胡麻ドレッシング和え
馬肉のユッケは、以前お取り寄せをしたものです。
美味しいには美味しいが、高い割に量が少ない。
これで50ℊです。
だったら食べたい時に店で食べた方がいい、という結論に至りました。
珍しい種類のかぼちゃです。名前は忘れました。
味は普通のかぼちゃと大差はありませんでした。
ごまドレッシングのサラダは、
きゅうりと春雨を「これ以上切れない」というくらい水をギューーっとしぼって作りました。
コウケンテツさんの教え通りに。ふぉふぉふぉ