Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

神田橋界隈を歩く

 

久しぶりにお出かけ。

目的地は神田の免許更新センター。

前回までは新宿都庁の免許更新センターで良かったのだが、

昨年、給田交番の罠にひっかかり違反切符を切られてしまった為、

一般講習として神田まで出向かなければならなくなった。

それまでは、ずっと優良免許だった。。。。

 

給田での違反の件は過去記事にしたので、自動車で、甲州街道-東京都世田谷区給田3丁目33を通過する際は《罠》にはまらないようお気をつけください。

 

 

 

さてまあ、そんな話はこの辺にして

2年ぶりにぶらつく神田の町のお話

小雨振る中《散歩日和》とは言えないが、真っすぐ帰るのもつまらないので神保町まで足を伸ばす。

 

目に留まったのが、神田免許更新センターからすぐのことろにある石碑。

男らしい達筆でこう書かれている

日本橋川水運の物揚場標石ここに出土す

往時をしのぶよすがとして後世に伝える

 昭和五十八年三月         千代田区

かなり古い言い回しで、しかもこの字。

失敗した! 見逃したかも。

もしかしたら背面に誰の文章だとか、誰が書いた字だとか書いてあったかも知れない。

 

 

石碑の後ろに看板があった。

内神田一丁目

江戸時代、神田橋のたもとのこの界隈には、荷揚げ場がありました。徳川家康は、江戸に入るとすぐに江戸城の築城と町づくりを始め、城を囲む御堀(現・日本橋川)はそのために建築資材などを運ぶ水路として活用されました。

古い地図を見ると、神田橋付近に「かしふねあり」と記され、ここが水運の拠点だったことがわかります。

 

神田橋は江戸城外郭門のひとつで、上野寛永寺や日光東照宮への御成道(将軍の参詣経路)となっていました。このような要所であったため、ここには明治のころまで建造物は何もありませんでした。

 

明治初期の地図には交番と電話があるだけです。

明治五年 ( 1872 ) 、いったん美土代町となりますが、空き地の状態は第二次世界大戦後まで続きました。そして昭和四十一年 ( 1966 ) 、内神田一丁目に編入されました。

 

昭和五十八年 ( 1983 ) 、神田橋土木詰所の敷地となっていたこの場所に、内神田住宅が完成すると九十世帯が住むようになり、平成五年  (1993 ) 、千代田区のもっとも新しい町会として、内神田住宅町会が誕生しました。さらに平成十六年 ( 2004 ) 、町会名は神田橋町会と変りました。

神田町会

 

 

あっ、そういえばここ。

森鴎外『護持院ケ原の敵討』 で、両国で見つけた敵の亀蔵を、敵討ちをする二人 ( 叔父と文吉 ) が尾行して通った道だ。

地図の下の方に「護持院上地 二番明地」とあるもの。

 

 

どうもなぁ、体がなまっている。

まだそんなに歩いていないのに、お腹が空いた。

神保町でカレーでも、、、と思って歩いていたらボンディの支店があった。

 

あら、ざんねん、ランチ営業 いま終わったんですって。

そうか、完全にカレーのお腹になってしまったのに

 

露地の先に鬱蒼とした家敷

凄いわ、二階のもっと上まで蔓延っているのは、、、

朝顔と、紫陽花!

こんな高い所まで、一体何年かければこうなるのか。

 

ちょっと気になる店でしたが、左は居酒屋さんで右はパン屋さん。

もう少し歩こう。

 

おやおや中国料理店

ちょっといい感じじゃないですか、ここにしよう。

 

ランチ全品 900円とはすばらしい。

 

刀削麺なんて珍しい、、、と思ったが好物のジャージャ麺に目がいってしまった。

注文して待っていたら、メイン料理以外はバイキング形式だと案内された。

 

ええーっなんですって? 

 

全品少しずつお皿に盛る。

もうこれで十分じゃないの。

春巻き、食紅の叉焼、豚肉の何かしたやつ、キャベツにもやし

チャーハンに麻婆豆腐に

 

卵スープに杏仁豆腐。

 

食べている内に、メインのジャージャ麺が配膳された。

本格的な中国人好みのやつ。

甜面醤だけではなく、豆鼓醤が入ってるやつ。

ちょっと古くて臭い、、、というと語弊があるが、これが本物なのでしょう。

たまり醤油が好きではない私にとっは、この古い溜まった系の匂いがあまり得意じゃなかった。

麻婆とチャーハンは美味しかったので、メインは刀削麺の中のどれかにすればよかったかな。

 

14時半を回っていたので、お客さんは右側に男性ひとりだけになった。

その人、バイキングの方が気に入ったようで3回以上お代わりに席を立ってました。

 

ホールの店員さんは女性で二人とも中国の人。

それがよく喋る喋る。

大きな声で、元気にずっと喋ってました。

あの人たち、いつ息継ぎしてるんだろうというくらいでした。

ちょっと、、、うるさいけど、中国人経営のお店のあるあるだからお国柄なんでしょうかね (;'∀')

 

会計をしてお店を出たところで看板が準備中に代わっていた。

 

 

神保町の書店をのぞこうと思ったが、小雨なので店頭の本には全てビニールがかかっているし、

自分も湿気ているので、店内で本をパラパラする気にもなれずにひと回りして断念。

 

錦華公園から錦華坂を上って新御茶ノ水に出て帰ってきた。

こんなに歩けなかったことは初めてだし、面白いところもかつての半分くらいしか見つけられなかった。

ううむ、体と好奇心がなまってしまったな。とほほほ

御茶ノ水の街路樹。

ところどころ赤い葉っぱがある。

なんという木なんだろう。

 

参考資料

ozsons.jp

 

 

 

 

本日の昼ごはん

釜玉うどん

 

 

本日の夜ごはん

納豆マヨ、岩下の新生姜、燻製ソーセージ

いんげんの肉巻き、アスパラの肉巻きを追加

京のお揚げさんと長ネギチーズ焼き、ホタテと大根のサラダ

 

肉巻きって、なんでこんなに美味しいんでしょう。

別々に食べるより100倍ウマい!

 

九条ネギがなかったのが残念

 

ホタテの缶詰or蟹の缶詰を買うと食べたくなる一品。

ホタテも蟹も高い缶詰は買えません、いっとう安いやつ。