下北沢で美味しいラーメンを堪能して、井の頭線・京王線を乗り継いで芦花公園駅に到着。
芦花公園は、徳冨蘆花が晩年に居を構えた蘆花恒春園にちなんで付けられた名前。
この界隈はマンションにもアパートにも「芦花」と名のつくものが多い。
世田谷区で育った私がごく近い場所にあった蘆花恒春園に足を向けなかったのには、私なりの訳がある。
ここに来るのは徳冨蘆花の『みゝずのたはこと』を読んでからにしよう、と思っていたからだ。
『みゝずのたはこと』は蘆花の随筆集で、蘆花夫妻が 原宿から武蔵野に移ってきて、
半農生活を始めた様子をつづったもの。
その随筆を読んでから、恒春園を訪れた方がより感慨深いと思っていた。
結局なかなか読めないままで今日に到ったが、とうとう訪問することにした。
前置きが長くなったが、これからの行程は、
行きは京王線で芦花公園駅から蘆花恒春園に、帰りは小田急線の祖師谷まで歩こうと思っている。
かなりの道のりなのは承知の上だが、今日はめちゃくちゃ歩きたい気分。
駅から千歳通りを10分ほど歩いたところに、気になる施設を見つけた。
世田谷文学館
文学館と書いてあるので入館したが、開催中のイベントにあまり興味をひかれず早々に退出。
それよりもこの、隣の塀が気になる。
世田谷文学館とこの塀の間には池があった。
大きな鯉が沢山 飼育されている。
これは世田谷文学館のものなのか、それともこの塀の主のもの?
池は世田谷文学館と塀とを隔てるように奥まで続いている模様。
この蔵も立派、
門も素晴らしい
都会ではなかなか見れなくなった立派な松。
いったいここは何なのだろうか。
大きな門について
世田谷文学館を含むこの区画はウテナの二代目社長・久保徳全氏の邸宅だった。
1994年の住宅地図⤵
住宅地図の『久保徳全邸』は現在『芦花翠風邸』という有料老人ホームになっている。
中の景色がこれ⤵
門を内側からみるとこんな感じ。
『芦花翠風邸』の庭園は、旧久保邸にあった松を生かして作られているようだ。
素晴らしい立地の老人ホーム、、、、うーん、お高いんだろうなあ。
蘆花恒春園へは、、、つづく
1月18日の朝ごはん
1月18日の昼ごはん
粕汁を食べたくて、変な時間にご飯を炊いた (;^_^A
1月18日の夜ごはん
変な時間に昼ごはんを食べたので、遅い時間に夜ごはん