とても嬉しいことがあり、驚喜した。
たまうきさんが目黒競馬場の窪地のことがわかる映像を教えてくださった。
古い映像なので見にくいが、かぶりついて見てしまった。
1932年って昭和7年、貴重な映像。
コースはもちろん平坦だが、真ん中の広場は窪地になっており、
障害レースにでも使われているように見える。
《橋か何かがあるのか》と想像した場所については、
映像でアナウンサーが「第三コーナーに入ります」と言っている少し前になるが、
残念ながらその場所に、橋や柵など ( 画像が不鮮明で ) 確認できなかった。
それにしても。
いやまったく。
たまうきさんのリサーチ力の素晴らしさに感服します。
どうもありがとうございました。
さて。
もうひとつ嬉しいことがあった。
一昨日の写真で、こちらもひどく不鮮明だが、
タノシロさんが初めて背中を触らせてくれた写真である。
写真は暗がりだったし興奮していたので、私の手はぶれてしまった。
昭和7年の日本ダービーの映像より酷いが、とにかく初めてのことだから、
ブレていようが私の心にはしっかり刻まれた一枚になった。
タノシロさんとは付き合いは 8年になる。
グルメで、嫌いなものは絶対に口にしないおばあちゃん猫。
2020年6月16日 まだ毛並みの良い頃の写真
私の気配を感じると「にゃーお」と鳴いて餌を催促するが、絶対に近寄らせてくれない猫だった。
「食べたいんだから、あなた、そこにお皿を置いたら、もう少し後ろにさがって!」
そう言われて8年、辛抱強く友好を深めようとした。
若い頃はとても美しい毛並みだったが、
一昨年、たぬきのカイセンという病気がうつったらしく、ボサボサの毛になってしまった。
薬を与えたくても、人を近づけない。
ご飯に薬を混ぜても、察知して絶対に食べない。
カイセンはどんどん酷くなり、見るも無残な毛並みになった。
そんなタノシロさんを少しずつ、少しずつ安心させ、
やっと近くで餌を食べるようになったのは、今年に入ってから。
好物でつって、やっと手からも食べるようになった。
2021年3月10日の写真
この投稿をInstagramで見る
こんなに手から食べるようになっても、タノシロさんは体に触らせてはくれなかった。
お腹空いたゲージが下がると、怖いのゲージが上がる。
そんな、顔はおろか体に触らせてくれなかったタノシロさんが、、、、
どうしたことか、撫でさせてくれたのだ。
キッカケはさっぱりわからない。
ご飯を食べている背後から近寄っても逃げないどころか、
背中をスリスリするのも許してくれた。
調子に乗って、にゃんこが好きなのどのところを撫でたら、それもOK。
タノシロさんの背中は、毛が固まっていてゴリゴリしていたけれど、
トレッドヘアの毛を通して体温を感じられた。
《なんでそんなことが嬉しいのか》と思われるかも知れないが、
野良ちゃんをずっと世話してくると、こんなことがたまらなく嬉しいのだ。
私にとって最高のクリスマスギフトだな。
タノシロさん、明日からもどうぞよろしくのぅ。
本日の昼ごはん