Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

「ソロ活女子のすすめ」で思ったこと

 

新番組「ソロ活女子のススメ」が面白い。

今回がpart2とのことで、遅ればせながらの鑑賞だが、興味のど真ん中をえぐられている。

出版社勤務の五月女さんが退社後の《ソロ活》を邁進するという内容で、江口のりこさんが好演。

最初は、女性版「孤独のグルメ」かと思ったが、食べ物だけでなく多岐にわたったレジャーが盛り込まれている。

 

例えば ( 現時点で私が見たもの )

ひとりでアフタヌーンティーを愉しむ

ひとりでヘリコプタークルーズを愉しむ

ひとりでサバイバルゲームに参加する

ひとり焼肉

ひとりでリムジンに乗ってマイバースデーパーティー

ひとりで動物園 &水族館

ひとりでプラネタリウム

ひとりでラブホテル

 

 

昔「おひとりさま」という言葉があったが、そこには独身 ( ではなくても ) 女性をどこか揶揄するような響きが伴っている。それに比べ「ソロ活女子」は、バリバリ自分で稼いで自分の興味の赴くまま、ひとり時間を愉しむ女性の前向きな姿が感じられる。

 

江口のりこさんの起用も良い

このドラマの江口さんは背筋が伸びていて、無茶に浮かれていない。

能面のような顔立ちだから、ともすれば《楽しい》という表情が薄く見えるけれど、

だからこそ内面で思いっきり楽しんでいることが伝わってくる。

決して淡泊でなく、かといって浮かれていない素敵な女性象が魅力的だ。

大人の女性だから、ヘリコプターのキャプテンとも、高級料理店の料理人とも対等な大人の会話が出来る。

 

印象的な会話

ヘリコプタークルーズから戻った五月女さんに、キャプテンが「写真を撮られませんでしたね」と言ったのがとても印象的だった。殆どの乗客は、記念を残そうとカメラを手離さないからだろう。

 

五月女さんは、ブログに書く為にでもなく、SNSに乗せる為でもなく、その時その一瞬を心のシャッターで捉えて愉しんでいる。それをキャプテンはしっかりと見抜いていたのだ。

 

 

以前は、私も、、、、

ドラマを観ていて「私も前はそうだったかもしれない」と思い当たることがあった。

私は五月女さんのように高額なアドベンチャーはしないし、無計画にふらりと出かけるソロ活だが、昔は写真ばかり撮ってはいなかったと思う。

ふと出会った人との会話の方が、何百枚もの写真よりも心に刻まれていることがある。

 

ブログをするようになると、写真を撮り話を記録することに囚われて、

その場で感じたり楽しんだりすることが薄まってしまっているのかも知れない。

ヘリコプターからの夜景を、その目にしっかり焼き付けることを自然にしている五月女さんが、昔の自分にもあったかもと気がついた。

 

50,000円のヘリコプターや、25,000円のリムジンに乗りたいとは思わないが、

一人だから、見えたり感じたりできる景色があるのは理解できる。

動物園や美術館は、誰かと行けば相手に合わさなければならないけれど、

一人なら好きなものだけをずっと見ていることも許されるもの、それがソロ活の醍醐味なのであろう。

 

五月女さんは、自分が体験したソロ活話を人にすることはめったにない。

だがしないわけではなく、求められれば、醍醐味や面白さを話すというのが流儀のようだ。

ほんとうの情報共有とは、そういうことなのかも知れないと思った。

 

 

 

 

 

本日の昼ごはん

味噌煮込みうどん

 

 

本日の夜ごはん

つまみ三品盛り、切昆布の炊いたの、菜の花炒め、昨日のあさりとわかめ

 

スープは昨夜のリメイク。

トマトとザーサイを入れてトマト味にしました。

酢の物は生わかめ。筍は私用の固いやつ。

ラム肉を叙々苑のタレで炒め、平茸をトッピング。

この組み合わせ、なかなかでした。