猫の集会場の世話人-となかさん ( 仮名 ) から一枚の写真が届いた。
遠くて、暗くて、判別しにくい写真ではあるが、姉姫さんの顔がわかる。
その上に黒い塊があるがこれは黒猫、ハタボウ。
なんと。
ハタボウは、姉姫さんに被さるようになり、温めてあげているです。
一週間ほど前から元気のない老猫-姉姫さんの体調を察知し、
ハタボウは姉姫さんのそばで寝起きしていたのだが、今日は巣穴に入り温めだしたらしい。
姉姫さんとハタボウは血も繋がらない他人 ( 猫 ) だというのに。
美猫の姉姫さん
姉姫さんはこの辺りで一番の長老で、世話人が来る前からいた猫だ。
推定13歳 ( それ以上という方もいる ) 。
歳をとっても毛並みは艶やか、しとやかで性格の良い美猫である。
外猫は長生きしないと言われる中、姉姫さんは大病もせず暮らしてきた。
その姉姫さんも寄る年波に足がおとろえ、今秋になり体調をくずすようになった。
ご飯を食べに来るのもおっくうなのか、すぐには出て来なくなった。
あまり食べに来ない時は、世話人が巣穴までご飯をデリバリーしている。
面倒見の良い ハタボウ
そんな姉姫さんにずっと寄り添っているのがハタボウだ。
今までもハタボウは、弱いものを労わる優しい子だった。
乱暴者のじゃいあん弱い子をいじめていると、すわっ登場し弱い子を守る。
じゃいあんが去勢手術ですっかり甘えん坊になると、ハタボウはじゃいあんをも可愛がった。
( じゃいあんの最期をみとったのもハタボウだと思われます )
ツキグロさんが病気になった時も、寄り添ったのがハタボウ。
そのハタボウが、今 面倒をみているのが姉姫さん。
長い間色々な猫を見てきたが、私はこんなに情愛に満ちた雄猫を見たことがない。
勇気・誠実・慈愛の心を持ち、礼節をもって女性や弱きものに接するハタボウ。
なんとも頼りがいのあるナイスガイではないか。
11月16日の昼ごはん
定番の明太子パスタ
本日の夜食
ねぎたっぷりの豚丼
にんにく味のネギと豚丼が食べたくなり作ってみた。
こういうレトルトを見たことがあったので、こんな感じかなと自己流。
ちょっとヘビーだが、食べたかったんだもの。