Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

観光・見聞

「ネッカー川の影」を読んでいるうちに・・・

松本清張『草の径』より「ネッカー川の影」を読んでいる。 この作品は、夫がユーゴスラビアとロンドンの学会に出席するのに同伴した妻・利江子が、夫の仕事を待つ時間を利用してドイツ・テュービンゲンという古都を訪れる話だ。 馴染の薄いドイツの地名がバ…

神田橋界隈を歩く

久しぶりにお出かけ。 目的地は神田の免許更新センター。 前回までは新宿都庁の免許更新センターで良かったのだが、 昨年、給田交番の罠にひっかかり違反切符を切られてしまった為、 一般講習として神田まで出向かなければならなくなった。 それまでは、ずっ…

三鷹の駅に降り立つ

本日は久しぶりにおでかけ。 三鷹に来ている。 北口は蔦がからまり、レトロな感じがいい。 「三鷹駅」のフォントも好きだなぁ。 古い駅舎かと思ったら、2008年頃に改築されたらしい。 以前の駅舎の写真⤵ 「三鷹駅」のフォントはやはり今の方がいい。 さて。 …

武者小路実篤記念館に行ってきました。

かぶとむし日記のSmoky さんが「武者小路実篤記念館」に行かれたと聞いて、俄然行きたくなりました。 beatle001.hatenablog.com 7月に訪れた時は、緊急事態宣言下で閉館だったので久しぶり。 宣言解除を待って再訪したかった場所ですが、 特に、今回の目的は…

井上靖著「捕陀落渡海記」

井上靖著「捕陀落(ふだらく)渡海記」を読了しました。 この小説は《捕陀落渡海》という荒行に翻弄された僧侶の物語です。 どんな短編かの前にまず、この本を読んだ経緯からお話したいと思います。 私は和歌山については、那智の滝とみかんくらいしか知りませ…

富久町のあの場所、市谷刑務所でした

一昨日 ( 5/13分として ) 投稿した「なかなか開通しない道」について、 たまうきさんから貴重なコメントをいただきました。 私が注視したのはこの場所、 周りの宅地と違って変な方向を向いている区画です。 こういう歪な区画は、 何か大きな敷地跡である可能…

京都人の密かな~を真似して  大根❤炊きました

遅ればせ、ホントに遅ればせながら「京都人の密かな愉しみ」にハマっております。 リアルタイムで見られていないので、本編はまだで、少しずつDVDを借りてきて見ています。 今日は、Blue 修行中の第二弾「祝う春」を、観終わったところ 私は京都には縁もゆか…

三角寛とサンカ小説について

先日、2012年の過去記事「雑司が谷を歩く 2 料亭 “寛” 」をアップしたのがキッカケで、 三角寛という人物とサンカについて知りたくなりました。 ※ 以下、大変長いです。 興味なき方は、どうぞスルーしてください。 まず借り出したのはこんなところ。 図書館…

二軒屋のこと

都立図書館でいろいろ収穫できました。 司書さんにお世話になって、いくつかの疑問を解決できる本が見つかりました。 時間いっぱい図書館で読んだ後、読み切れなかったもので貸出可能なものを、 後日 区の図書館で借りてきたりしています。 ウハウハしながら…

女たちのテロル からの寄り道

「女たちのテロル」を半分ほど読んだところで、 迷子になりました。 イングランドやアイルランドの関係性に無知だったからです。 「女たちのテロル」は、英国在住の作家・ブレイディみかこさんが、100年前に生き 闘った三人に女の生涯を紡いだエッセイです。…

石田三成って ~ 葵 徳川三代より

NHK大河「葵 三代」の再放送にはまっています。 2000年に放送されたものなんですが、出演者の顔ぶれも豪華です。 ドラマ的に面白いかどうかは別として興味深いのは冒頭の解説。 中村梅雀さんが、テロップを使って解説するのですが、これがわかりやすくてため…

絶品天ぷらをご馳走になりました

待ち合わせの時間の前に「どうせだから見てみようか」とやって来たのが押上でした。 東京にいても、なかなか来ないのが、東京名所。いつでも見られると思うと来ないものです。待ち合わせまで2時間もあるから、展望台に行く時間はある。 ⵈⵈ でも。 観覧料に驚…

『元華族たちの戦後史』 著:酒井美意子

駒場の旧前田邸を見学して、館に住んでいた人たちのことを知りたくなり、 図書館から、この本を借りてきました。 酒井美意子さんは、前田邸に住んでいたお嬢様。 そうです、姉弟の中で一番でっかい部屋に住んでいた、あの長女でいらっしゃいます。 美意子さ…

四国旅20 尾道の景色 千光寺山

千光寺公園にやってきました。 駐車場から見上げる空は雲ひとつない。 台風がじきやってくる ( もう来るはずだった ) というのに、こんなに快晴。 尾道には、何の知識も下調べしないで やってきました。 まあそれは、尾道に限ったことではないけれど。。。 …

旅土産 菓子 & 器

今回の夏旅のお土産は、以下の品々です。 お土産というよりも自分たち用に買ってきたものばかりですけど。。。 まず、しろえびのポテトチップス。 これは富山の限定販売品です。 昨年富山で見つけて気に入ってしまいました。 今回は富山に寄らなかったので入…

夏旅Vol.21 上田から草津へ

母の家に着いたのは、19時頃でした。 金沢で買ってきた白エビに米粉をつけて揚げました。 「美味しい、初めて食べた」と母が喜んでいます。 仮歯の調子が悪く、まったく噛めないというから、 玉子豆腐や、好物の無花果のほか、口当たりの良さそうなもの手あ…

夏旅Vol.19 金沢 近江町市場

8月26日夏旅行、最終日の朝食 in APA サンドイッチにおにぎりに焼きそば たぁー なんとおバカな炭水化物祭。 本日は、金沢を経って岐阜・高山 (白川郷) 経由で上田の母のところに行きます。 母の所で一泊するので夕飯の食材調達に近江町市場に寄ります。 嬉…

夏旅Vol.18 金沢 Bar spoon と 8番らーめん

ウマい日本酒-黒帯に、丁寧な仕事の美味しい料理の数々と、 気持ちの良いもてなしを受けて「やっぱり金沢に来て良かった~」とご機嫌な2人。 しかしこのままでは帰れない。 もう一軒行きたいところがある。 Bar spoonです。 一昨年来店し、たちまち細田バー…

夏旅Vol.17 金沢 割烹 浜長

2017年夏旅、最終日の宿は、金沢中央アパホテルです。 着いた~。 3年続けて来た金沢の宿はいつも片町にある 金沢中央アパホテル ですの。 金沢市にはアパホテルは6軒あって、その内2軒は片町にある。 一軒はアパヴィラホテル《金沢片町》という間違いやすい…

夏旅Vol.16 舞鶴 引揚記念館

赤れんが博物館を見学してから、 市役所の先の赤れんが倉庫群を見に行こうと思います。 歩いて5分くらいだそうで、真鶴東港に沿って行けばよいらしい。 そういえば。 赤れんが博物館の中に舞鶴港に関係している戦艦の写真が掲載されているコーナーに、 20代…

夏旅Vol.13 小浜 ごえん

今年の夏旅は、去年とほぼ同じコースをたどることになりそうです。 「美味しかったからまた行きたい」という店が沢山 頭に浮かびました。 浜松の貴田之瀬、福井の魚志楼、金沢の猩々。 美味しかったなぁ。 でも、まったく同じお店に行くのでは勿体ない。 涙…

夏旅Vol.12 近江八幡から小浜へ~瓜割の滝

近江八幡から琵琶湖を時計回りに走り、小浜に向かいます。 現在 13:40 まだ早いから、途中で面白そうな所があったら寄ろうと思います。 BGMは、浜松SAで買った「サザンオールスターズの2枚組ベスト」 2枚組だもの、聞きごたえがありますよーん。 サザンの曲…

夏旅Vol.10 近江八幡~八幡堀

白雲館を出たら、道の反対側の鳥居をくぐります。 真直ぐ進めば、日牟礼八幡宮ですが、今日は失礼して、手前の八幡堀を散策。 ・・・と、その前に。 遊歩道の入口に、興味深い看板がありました。 「近江商人とは」 ちょっと読んでみます。 近江商人とは近江…

夏旅Vol.6 長浜の街並み 朱印地とか

翌朝、出発までの短い時間、長浜の街を散歩することにしました。 ・・・・と、その話をする前に。 ホテルでちょっとしたハプニングがありましたの、聞いてください。 私たちの部屋は、セミダブルの大きなベッドでした。 ベッドの向きの関係で、通路の方に30…

夏旅Vol.5 長浜 長浜浪漫ビール

住茂登を出たのは20時ちょっと前。 ホテルまで細い民家のある道を選んで歩いています。 なんだろう、、、普通のお家? それとも。。。 営業中と書いてあるので、何かだと思いますが。。。 まだ早いから、どこぞにもう一軒ひっかかりたい。 しかし、長浜の夜…

夏旅Vol.4 長浜 住茂登 ( すみもと )

ホテルを出て、ご飯を食べに行きます。 ホテルから居酒屋さんまで15分くらいかな。 さっき車で通った道も、歩きだと色々なものを発見できる、これが面白い。 橋の向うには長浜ビールのレストランがあります。 良いロケーションだわ。 長浜の旧市街は、網の目…

夏旅Vol.3 長浜の街並みと、YESなんとか

ホテルに入るまで、まだ時間があるので、今日行く居酒屋さんの界隈を下見します。 長浜は古い建物が沢山あるなあ。 川べりも美しく、趣きがあります。 ところどころ階段で下に降りられるようになってます。 水深も浅め、川幅を考えると運河というより用水路…

夏旅Vol.1 浜松 藤田屋

今年の夏旅行は、8月23日( 水 ) ~26日 ( 土 ) の3泊4日で組み立てることにしました。 いつもながら、我が家の旅行は行き当たりばったりで、 2日目福井県小浜の宿しか予約していません。 初日はどこまで行けるか、途中で面白いものを見つけながらの珍道中に…

高麗橋って。。。

前回のお話の、八木昆布店に向かう冒頭にあった写真「高麗橋」についてです。 高麗橋、高麗橋、、、 最近、とこかで聞いたと思ったら「みをつくし料理帖」に出てきた地名でした。 しかも大変重要な場所だった。 みをつくし料理帖は、大阪生まれの澪が皆の力…

八木昆布店

高麗橋を渡って、最終目的地の八木昆布店に到着しました。 あそこだ。 八木昆布店と書いてある。 ワクワクします。 凄い。 弘化二年創業だって。 ※ 弘化二年は1845年、今から172年も前。 老舗も老舗の昆布屋さんなんですな。 では、ごめんください。 桶に昆…