『美味しいものを食べるとすぐに作ってみたくなる』そんな悪癖がありまして。。。
初めて食べたものは特に作りたくなります。
どうやって作るのかもわからず、見切り発車で作り出す。
・・・身の程知らずにも「ホド」というものがあります。
うまく再現できることも たま にはありますが、全然違うものが出来ることの方が多い。
似て非なるものだが、それなりに美味しい時は大笑い。
まっずーいと、泣いてしまうこともある。
【今回は失敗例】
田園調布のPATE屋さんで食べた「鱈とじゃがいものペースト」が忘れられずに、
作ってみたくなりました。
構想一か月 ←構想を積み重ねたということじゃ、ありませぬ。
一か月というのは、その位で作らないと味を忘れてしまう限度です。
鱈に酒と塩をふり茹でてみた。
じゃがいもは小さく切り、茹でた鱈と一緒にフードプロセッサーで粉々にしてみた。
ぼそぼそしているので、30分かけて裏ごしでこしてみた。
味付けは、そーだなぁ、酢もいいけどレモンでいってみようと思った。
出来た。
見た目はいい。
リッツに乗せて食べてみた。
まずいっ、
最高にまずい。
鱈の臭みが鼻につき、じゃがいもの甘さもなくて、全然違う代物でした。
本物はコチラ
似てるけど、全然違うのーーー
美味しかったなぁ、PATE屋さんの「鱈とじゃがいものペースト」
そもそも
ペーストの作り方なんて知らなくて初めてしまったんだもの、無謀というしかない。
PATE屋さんはね、週の内4日しか営業してないんです。
あとの3日 ( ないし2日 ) は、製造にあたっている日なのだと思います。
そうして何十年も作り続けてきた味が、そう簡単に再現できて
たまるかーーー
ですよね。
さあ。
落ち込んでいないで、また田園調布にパテを買いに出かけます。