人生で入院したのは、数えて5回目ほどになりました。
詳しく書くのははばかられますが、その内2回は緊急入院でした。
今回も出先で具合が悪くなって救急車で運ばれたんですが、家族にとっても肝を冷やす出来事ですww
いきなり携帯に見知らぬ人から電話があるんですからね。
前回は、病院の看護師さんが私の代わりに夫に電話。
「あの〇〇さんですか? 奥さまが救急車で運ばれましてお知らせの電話を~」
MOURI は悪友の悪戯電話だと思ったらしく、
「誰だよぅ、女房なんていねーよ」と言ったらしいんですね。
女房いないなんて逆冗談いってどうするよって感じです。
看護師さん「本当なんです」と閉口したらしい。
今回は、仕事場の上司が私の代わりに電話をしてくれました。
「あのワタクシ〇〇会社の〇〇です」
MOURI 今度は営業か何かの電話だと勘違い。
違うったらばさ、そりゃ〇〇は生活にも関係している会社だが、女房の仕事場でもあるってこと覚えといて欲しい。
・・・2回も救急車で運ばれるような女房が、偉そうに言えませんけどね。
28日朝ごはん
5部粥、軟菜。
軟菜とは、クタクタに煮る、最上級の消化の良い調理法らしい
いんげんの胡麻和えは、クタクタだけれど甘味があってとても美味しい。
野菜は固ゆでが好きでしたが、最近柔らかめの野菜が甘くて美味しいことを再認識しました。
白身魚の生姜煮
たらですかね、昨日のむつは柔らかく煮えてましたが、このたらは固くなってしまってます。
昨日と調理師さんが違うのか、、、な。
28日昼ごはん
全粥になりました。
これ、初めて食べました。カッテージチーズのサラダ
きゅうりとパイナップルとカッテージチーズに酢が入っているもの。
砂糖っけはなし。ただ酸っぱい。油分なしなので思いっきり健康的なサラダですね。
たらの挽肉のせ
これビジュアルはイマイチですが凄く美味しい。
ひき肉にトマトにバターも入ったあんかけが、蒸したたらの白身にトロッとかかってます。
すごく優しい味で、ちょっと真似してみたい一品でした。
病室は相部屋で、70代後半の方と、60代前半の方と同室でした。
70代の方は、一昨日大腸がんの手術をしたばかりなのに、次の日から歩かされていました。
60代の方は、4日位前に胃がんの手術をしたらしい。
カーテン一枚で仕切られているので、聞くともなく状況がわかってくる。
私のこともお2人はお分かりになられたようで、ひと足先に退院することになった私にエールを送ってくださいました。
「よかったわね、大したことなくて」
「もうこんなところに舞い戻ってくるんじゃないわよ」
相部屋は、時に嫌な顔合わせになることもあります。
皆、幸せな気持ちでここにいるわけではないから、イライラされても当然です。
ですから今回のように、穏やかで優しい方々と同室になることの方が奇跡に近く、
ラッキーなことだと思います。
もうひとつラッキーなことは、担当の先生も看護師さんもとてもいい方だったこと。
特に看護師さんは可愛くて、、、そう、感じとしては、今放送中のドラマ「重版出来!」のヒロイン、
黒木華さんみたいな方でした。
まっすぐで明るくて気立てが良くて優しい。
内科患者の部屋付きの看護師として最高なんじゃないかしら。
最初はこの病院の看護師さんが皆いい方なのかと思ったけど、そうでもなかった。
同室のお2人の担当者は、ちょっとなぁという感じだったから。
カーテン越しに聞こえてくる対応や、声のトーンが実に暗くて不愛想で面倒臭そうなんです。
何だかお気の毒に思いました。
お2人も、一日も早く回復されて退院されることを切にお祈りして病院をあとにしました