町田そのこさんの『コンビニ兄弟』を読み始めた。
そのこさんの本は『うつくしが丘の不幸の家』『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』を読み、
ずいぶん男前の文章を書く作家さんだなあと感心したばかり。
彼女が描く世界は、人間関係もサラりと軽やかなので読後感がいい。
ちょっとしんどい小説を読んだ後などには、彼女の本を引っぱり出して読むことに決めた。
気分転換になってとても良いのだ。
こんな風に書くと軽佻な本のように聞こえるかな、それは全く違う。
人間の持つ優しさとか深さについて凄く考えさせられるようなエピソードが散りばめられているのに、重たくならないのは作家のセンスだと思う。
前置きが長くなってしまったけれど『コンビニ兄弟』の話。
まだ1巻目の2番目までしか読んでいないけれど、
大好きな世界感なので、サッサと読んでしまったらもったいないような気がしている。
下の画面をつつくと、試し読みが出来ます⤵
https://www.shinchosha.co.jp/book/180196/preview/
因みに、舞台となっているのは北九州の門司港だ。
行ったことがない場所なのだが、半年ほど前、松本清張の『時間の習俗』という本を読み知った場所だった。
門司港から北に進むと門司市の古社・
東京でも大阪でもなく、北九州を舞台にした小説を書いたのは作者の町田そのこさんが福岡県在住で、門司港が思い出の沢山つまった場所だかららしい。
物語の冒頭に、免許を取ってひとりでドライブに来た女性というのは筆者のことなのかも知れない。
さて。
物語の主人公は志波三彦というコンビニの店長さん。
フェロモンたっぷりの接客で、来るお客さん 来るお客さんが魅了されてしまうので、
「フェロモン店長」というあだ名をもつ人なんだが、二話では店の常連客の「なんでも屋」の男が、フェロモン店長の実の兄だと判明。
それで《コンビニ兄弟》なんだと思うが、
私は読みながら、この2人の顔が頭に浮かんで仕方がなかった。
フェロモン店長・志波三彦は、古川雄大さん。
古川雄大さんは「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール」で、チャオ店長をやられていた方だ。
美しくて男前なうえ接客は素晴らしく、従業員にも目の行きとどいたフォローをするカッコいい店長さんを演じていらした。
※ 失礼ながらの役で、古川さんを知ったのだが、とても有名な俳優さんだった。
古川雄大さん演ずる志波三彦で、お兄ちゃんは誰やろ。
そうだなぁ、満島真之助くんなんかどうだろう。
実年齢は 真之助くんが34歳、古川雄大さんが36歳と逆だし、2人ともちょっと大人かもしれないけど。。。
まあ、私の勝手な妄想妄想、お許しください。
本日の昼ごはん
釜玉うどん
本日の夜ごはん
美味しかったので、また作ってしまったわ。
厚切り豚肉と玉ねぎ炒め
かぼちゃのにんにくいため