Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

上田から アトリエ・ド・フロマージュと百体観音

 

ぴ~を上田の母のところに連れて帰ることになりました。

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その話は、既に8/17にしましたが、今日は帰り道や食べたもの話です。

 

抜歯の治療中の母は、今月は流動食。

なので私は、途中で買った駅弁で済ませます。

 

高崎名物 〇〇めし 御弁当

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・・・・読めない。

下方に活字で「鶏めし」とあったから「鶏」という字なのか、、、

うーん読めん。

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茶飯の左半分に鶏そぼろが乗っていて、中央が鶏の照り焼き、右側がコールドチキン。

付け合わせは、下段が赤梅と野沢菜。中段は栗の甘露煮と赤こんにゃく。上段がつくね。

 

昭和9年から作られている御弁当で、今でも人気商品だそうです。

上信越自動車道の横川SAの、あの峠の釜めしの売り場の隣にありました。

「どうしよう、釜めしは最近ウチでさんざ食べてるしなぁ」

ということで迷った結果、これに決めた。

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このお弁当、かなり味が濃いのです。

鶏そぼろもしっかりした味で、茶飯の方も醤油しっかりのダブルパンチ。

「昔の味だなぁ」と思いながら食べました。←私にはちょっと濃かったです

 

最近はスイーツでも甘さ控えめが主流だし、お弁当も保存や健康の理由で薄味になってきました。

しかし「鶏めし」は伝統を守り通した味です。

列車の旅で疲れた体には、この位が丁度よい。

「食べたー」と実感できるお弁当でしょう。

 

 

一夜開け

母の病院のこととか、ご近所さんの用事とかを済ませて帰路につきます。

急ぐこともないが、晩御飯の支度が出来る時間に帰宅したいです。

 

途中で立ち寄ったのが、ここです。

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チーズを始めとした乳製品も売ってて、レストランもあるそうな。

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アトリエ・ド・フロマージュ

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高台に上がった良い場所にあるんです。

お庭からの景色は

じゃん

アイスクリームやケーキを買ってきて食べてる人が沢山います。

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混まない内に入ったのがこちら

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一番奥の、窓に面しているカウンターに座りました。

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夏野菜の焼きカレー

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ズッキーニ、パブリカ、コーン、プチトマト、かぼちゃに交じって、

見たこともない野菜が入ってました。

どんぐりを少し大きくしたような、薄緑色に緑の水玉みたいな柄が点々とある野菜。

スイカをちっちゃくしてラグビーボールのように楕円にした形。

半分に切ったそれは、噛むとプチッコリッとした食感。

甘酸っぱいです。

「なんだろう」と探しましたが、一個しか入ってませんでした。

 

カレーにかかっているチーズは濃厚で、流石チーズ屋さんのもの。

オーブンでじっくり焼かれているカレーなので、猫舌の身としては「しばし待て」の御馳走でした。

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食後の珈琲も美味しい。

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カレーを食べてお腹はふくれましたが、メニューにはまだまだそそわれるものがある。

ケーキにチーズにと誘惑される。

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あら 3種盛りですってよ。

どうしよっかな~

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「迷った時は、食べるべし」家訓

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左から、生チーズケーキ、フォンテンブロー、ホワイトチーズケーキ

 

それでは景色を見ながら左から🎶

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スッキリと酸味のあるチーズケーキ、下のフランボワーズもさりげないアクセントになってます。

 

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ガーゼに包まれたこの方は、お店の人気商品らしい。

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おーおーおー そなたはなんと やわらかいことか

マスカルポーネを使っているらしい、濃厚というよりサッパリした味。

 

ホワイトチーズケーキ

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ミルキーなチーズケーキです。

三品食べてみた感想は、

ロケーションがいいと美味しさがアップする といったところ。

 

東京にはスイーツの名店が沢山あります。

そんなに食べ歩いているワケではないですが、美味しいチーズに触れる機会もあります。

なので正直、ここが断トツとはいいがたい。

外国のチーズは個性的すぎて、香りや味がきつくて食べられないくらいのものもありますよね。

その点、こちらは日本人の口に合うというか、万人にうけるというか、、、

酸味もきつ過ぎず、塩加減も薄めで無個性に近い仕上がりに感じます。

個性がないと言ってしまったら言い過ぎですが、

「ああ、もう一回食べたい」と思うような癖のある味ではないという印象。

 

でも、この素晴らしい景色を見ながらの料理はやはり美味しいです。

デートにはもってこいのお店だと思います。

 

 

店内に所狭しと並ぶ乳製品。

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ケーキやタルトも沢山ありますが「持ち運びは1時間程度がベスト」となると諦めるしかない。

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お店の壁に賞状とメダルありました。

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「ココン」という、こちらのチーズが、受賞したらしい。

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高いのよ、ひとつ900円とか1000円だもの。

 

ピザなら持って帰れるかな。

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あっ。

さっきカレーに入っていた野菜がありました。

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きゅうりメロンというらしいです。

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外食で、新しいメニューや食材に出会うととても嬉しい。

きゅうりメロン、5粒ほどしか入っていないけど、買って帰ることにします。

 

お店の二階はチーズ工房になっていて、見学できるようです。

昇ってみたけれど、製造時間ではなく銀色のタンクが並んでいるだけでした。

 

二階からの景色がまた素晴らしい。

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アトリエ ド フロマージュさん

こちらが本店で、港区南青山にも支店があるんだそうです。

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食べたくなったら、青山にGOか、

じゃ、無理してここでケーキ買わなくても大丈夫。

  

ヤギさんたち、綺麗にしてもらって、幸せだねぇ。

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アトリエ・ド・フロマージュ
〒:長野県東御市新張504-6
TEL:0268-64-2767
定休日:無休
営業時間:【売店】9:00~17:30(土日祝18:00まで)
※9月1日より10:00~17:30
【カフェ】9:30~16:00(土日祝9:00~17:00)

 

  

帰りは こーんな真っすぐな道を下る

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「百体観音石造町石」という標識がありました。

あの観音様が、百体の一番観音だそうな。

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弥津の新張から旧鹿沢温泉 ( 山の湯 ) まで約三里 ( 12㎞ ) の間、人気のない山間の険しい湯道を、観音像を拝みながら、その功徳に導かれ、安全に温泉に至ることを願い、湯治に通う人々の道しるべとして建てたもの。たどりつく先が寺や神社でなく湯治場で、しかも多様な観音像であところにこの町石の特色がある。

 この一番観音の如意輪観音像は、百体中、最大のもので、有名な高遠石工三沢伊兵衛の流れをくむ中山暉雲の作である。

 台石に「西国一番」と刻まれているのは、西国、坂東、秩父の三霊場巡礼の功徳にすがり、湯治の効能にあずかろうとした当時の人々の深い親交によるものである。

 百体観音はすべて江戸末期から明治初期にかけて建てられたもので、一番観音は地元、新張村の寄進によるもの。同区の婦人の信仰も厚く、毎年「十九夜念仏」の祭りを行っている。

これもご縁です

今回帰路は上信越自動車道でなく、嬬恋~渋川経由の関越自動車道にとろう、、

そう決めた矢先に出会った観音様でした。

長野・群馬間を県道94号を通る私は、この100体の観音様 全部を拝観できるということ。

ご縁です。

でも・・・車でぶーんですから、何体拝観かなうかなあ。

 

第二番

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ちらりと写る第三番

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うわーーーん、全部はとても撮りきれない。

ご拝顔不能につき、四体目からは次回にしよう。

これは一度、車でなく歩くしかないかも知れぬ。。。

 

雪山賛歌のメロディーライン

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メロディーラインってご存知ですか?

群馬には10箇所のメロディーラインがあります。

有名 ( 我が家で ) なのは正調草津節。

MOURI の実家が草津なので帰郷の際、「草津よいと~こ~」を聞くことになります。

40㎞走行を少しでも早くなったり遅くなったりすると、音痴になります。

 

ここでも「ゆ~き~よ、い~わ~よ、われら~がやどり~」が変なことになりました。

ぐんまメロディーライン|群馬県

 

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嬬恋村を抜けて、この先は長野原を通り ( 草津に帰る時に通る ) 勝手知ったる道。

5時には着きたい。

あとは寄り道しないで真っすぐ帰りましょう。