【白きつねの話】
前回、朝夷奈切通に1人で来た時に、白きつねに会ったんです。
はるか遠くに、白っぽい服を着た女性の姿が見えて、、、
その人が、石畳をピョ~ンピョンと飛び渡っている様が、
丁度『北の国から』に出てくるキタキツネに、そっくりだったんです。
その人 ( きつねさん ) は、とてもゆっくりで歩いていたので、
熊野神社の三叉路で追い着いたところで声をかけました。
「熊野神社までは、まだ遠いんでしょうか?」と。。。
熊野神社の看板を見ていた きつねさんが、ゆっくり振り返る。
女性だと思ったその人は、白いトレンチコートを着たチャングンソクそっくりの美青年でした。
「僕も初めてなんで、わからないんです」と彼は答えました。
暗くなってきたので熊野神社行きは諦めて、私は金沢八景方面の出口に降りてきたけれど、
彼 ( きつねさん ) は、降りて来ませんでした。

写真の中央、遠くに見えるのが、きつね(?_?)さん

帰宅後、白きつねに会ったとMOURI に話したら、こう言われました。
「そのチャングンソク似のおにいさんだって、いまごろ君のこと話してるぜ。
『今日さ、朝夷奈切通に行ったら ハリセンボンの春菜似の たぬき に会ってね、
声かけられちゃったんだよね~』って」
しっつれ~しちゃう。
【今度は、たぬき…】
友だちに、そんなきつねの話をしながら歩いていると、森の奥から声が聞こえてきました。
くねくねネカーブを曲がり切ったら、声の正体が2人の男の子だとわかりました。

少年たちは、頭からシャツからズボンから全身ずぶ濡れになって、川の中で笑いころげている。
「何やってんの~?」と、声をかけたら、
「あのね。こんなでっけ~魚がいたんだよ。
そんでね。捕まえようと思ってたら、どっか行っちゃった。
隠れるとこないはずなんだけどな~。」
「そんなに水びたしになっちゃって、お母さんに怒られるよ。」
「うん、アンポンタンって言われちゃうよ。」
なんて可愛い子たちだろう。
「ねえ、あの子たち、ひょっとして たぬき じゃない。」

「やっぱり、魚 逃げちゃった」と言って、森の中に去っていく 豆だぬき たち
散々道草をしたので、切通しに到着した時には、暗くなってしまいました。
だから、今回も熊野神社ば断念。
熊野神社、いつになったら行かれるのかな。