Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

上田 バスで一泊

 

f:id:garadanikki:20170822133738j:plain上田の母のところに行くことになりました。

今回は病院のドクターとちょっとした相談だけなので一泊です。

 

いつもは車か新幹線で行くのですが、

前々から気になっていた高速バスを利用してみたいと思います。

上田行きは、

新宿バスタからだと一日一便夜だけしかありません。

帰りの便は、早朝の一便のみなのでなかなか難しい。

とりあえず行きだけ、バスを予約することに。

 

初めてなので下見に早くやってきました。まだ十分時間がある。

今日は関東・甲信越地方に大きな台風が近づいています

 

f:id:garadanikki:20170822133741j:plain時間をつぶすにも外は大雨。

ディーンアンドデルーカで軽く夕食をとります。
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f:id:garadanikki:20170822133743j:plain1時間半後。

ようやく暗くなってきました。

新宿バスタのインフォメーションのよると、

行先によっては欠便が出はじめたらしい。

同じ長野でも「松本」は欠便と決まった様です。

上田は大丈夫なのかな、ちゃんと出発するかしら。

上田は関越、松本は中央自動車道を通るみたい。

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雨脚がどんどん強くなってきました。

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f:id:garadanikki:20170822133749j:plain上田行きがやってきました。

 

トラビスジャパン ( フラワー観光 ) は、

トイレはついていないそうです。

なので、途中で2回ほど

サービスエリアに停車するんですって。

 

上田駅に着いたのは、23:38。タクシーに乗り換えて母宅に着くのは午前様か。

やっぱりちょっと、、、リーズナブルだけど、しんどい時間です。

 

一夜明けて

f:id:garadanikki:20170822133750j:plainドクターとの打ち合わせをすませ、コメダ珈琲でちょっと休憩。

スマホをいじっている間に

長靴のクリームが大変なことになってしまっていました。

 

それにしてもコメダの生クリームは美味しいのう。

ここの生クリーム、他店とどこか違うんですよね。

たまに無性に食べたくなります。

今日もそんな感じ。

もしかして、疲れているのかも知れません。

 

f:id:garadanikki:20170822133754j:plainもう一件、

上田市役所に用事があって

やってきました。

 

ここは市役所の近くにある

大手門公園。

 

地理的に

興味深いポイントです。

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右上の地図をクリックしてご参照を。

ここは上田城にとって重要なポイントです。

f:id:garadanikki:20170822133757j:plainここは大手門があった場所で、

上田城の正面にあたります。

門といっても

城門は造られていなかったらしい。

 

道がカーブしていますが、

昔ここに鈎の手状の石垣があって、

その石垣から敵を防いだようです。

城下町に無数にある水路 ( 川 )  も、

防御に大切な役目をはたしたとか。。。

 

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「赤松小三郎遺髪の墓」

 幕末、諸外国から開国を迫られ世情が不安定になりました。上田藩士赤松小三郎は、この難局を救うには公武合体 ( 朝廷と幕府が一緒になること ) をし、新しい政治体制を取り入れるべきと幕府に申し立てをし、近代国家誕生に大きな影響を与えました。その小三郎の髪の毛を埋めた墓が、月窓寺境内の墓にあります。

 小三郎は、天保二年 ( 1831 ) 上田藩士芦田官兵衛の二男として木町で生まれ、清治郎といいました。嘉永元年 ( 1847 ) 十八歳の時に江戸へ出て勝海舟に数学・測量・天文・蘭学や様式砲術などを学び、同七年には赤松弘の養子となり、文久元年 (1861 ) に小三郎と改名します。

 小三郎は、語学にも秀でていて、慶応二年 ( 1866 ) に『英国歩兵練法』を和訳し ( 上田市立博物館蔵 ) 、日本の兵制の基礎確立に貢献し、今でもその一部が用いられています。

 京都で栄式兵学塾を開いていたとき、薩摩藩主島津侯から講師として迎えられ、そのときの教え子に東郷平八郎や上村彦之丞に、明治の海軍の英才たちがいました。しかし、慶応三年 ( 1867 ) 九月三日、京都の伏見から所用で帰る途中、幕府の協力者と疑われ、待ち伏せていた薩摩藩士桐野利秋らに襲われ亡くなりました。享年三十七歳でした。遺骸は京都黒谷の金戒公明寺に手厚く葬られ、その後 遺髪は上田に送られ、この地に葬られました。

 小三郎は、一般には洋式兵学者として知られていますが、政治思想史の上でもも有名で、幕末のすぐれた先覚者でもありました。墓は総高一メートル余りで、正面に「良鑑院松屋赤心居士」と小三郎の法名がやや深みのある彫り方で刻まれています。

平成十六年十二月八日
上田市教育委員会

 

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上田市内には至るところに古い素敵な建造物が沢山残っています。

市をあげて映画のロケ地招致にも力を入れているため、上田の街並みは多くの映画に使われています。

古いところでは「犬神家の一族」。

最近でも「青天の霹靂」「るろうに剣心」「私は貝になりたい (中居正弘 )」などなど。

上田フィルムコミッション (下記) を見れば、「あの映画もここだったの?」と驚かれると思います。


「母が上田に住んでいる」といっても、上田は私の故郷ではありません。

数年前に義父 ( 故 ) と母夫婦が仕事場として住みついた町。

上田は長野県でも雪が少なく、人も温かく、とても住みやすい町で、

母はこの場所を離れがたいと言っています。

そんな縁で私も、何回となく通っている町ですが、街を歩けば沢山の発見があります。

今回は一泊で、短い滞在時間でしたが、それでも二か所ほど名所を見つけることが出来ました。

 

さて。

用事も済んだのでそろそろ帰路につこうと思います。

帰りは小諸から高速バスで帰ることに、、、

 

上田の駅前

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遠くのビルの屋上にビアガーデンを見つけました。いいなあ ww

駅前のお蕎麦屋さんで、そばでもすするかな。 

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小諸へは、しなの鉄道を使います。 

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以前このホームに来た時には、NHK大河の「真田丸」が放送中だったので、

大音量で真田丸の音楽が流されていましたが、放送も終わり、今は静かなものです。

 

そういえば、前回このホームにいた時丁度「六文銭列車」が到着していたので、ビデオに撮ってユーチューブにアップしたんですね。

そしたらバッグに流れていた真田丸の音楽が「著作権」に触れ、注意勧告を受けました。

真田丸の音楽を流していたのはしなの鉄道さんで、たまたま映したビデオの音声に入っていただけなのにと、文句を言いましたら、著作権の勧告は撤回されました。

ユーチューブの「著作権」って何だろうと思いましたっけ。

下 ⤵ がその時のビデオ

地方の路線に行くと、美しい電車にドキドキします。

電車オタクではないけど、美しいものは美しいと思う。

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小諸駅に到着 

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バスが来るまでまだ20分ほどあります。

駅の構内が無人の野菜売り場になっていました。

お土産に野菜を少し買って帰ります。

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そろそろ陽がくれていく頃 

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広場にリンゴの木がありました。 

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夕焼け 綺麗だ。

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さあ、バスが来た。

帰りのバスはトイレ付。

会社が違います。こちらの路線は一日に6便くらいあるようです。

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時刻表を見て、丁度よいのがあったら、

今度は新宿~小諸の高速バスを利用する方法も検討します。

だって。

バスの方が安いし、乗っている間に本も読めますからね。

上田に通うには良い方法かも知れません。

以上 上田一泊 備忘録でした。