Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

運び屋になった娘

 

新年さいしょの上田訪問は、多忙につき日帰りです。

「無理して来なくても大丈夫」という母ですが、

「行くから」と言えば、それはそれは嬉しそうな声になる。

 

主治医の先生からも経過報告があるとかなので、色々な荷物を持ってでかけます。

 

ちょっと前の母

実は、昨年の夏ごろから母の様子が変わってしまいました。

認知機能がちょっとあやしくなってきて、

「財布がなくなった」「〇〇さんがいじめる」

といった電話がかかってきたり、さめざめと電話口で泣かれたり なんてこともありました。

 

覚悟をしなくてはと思いました

86にもなるのだからこのまま認知症になってしまっても仕方がないかな。

覚悟しなくてはと思いました。

好きだった編み物にもすっかり興味をなくし、「持って帰って」と言われた時はかなしかった。

 

一昨年のクリスマスにプレゼントした編み物入れ⤵

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ところが。

点滴での栄養摂取だったのが、自分でものを食べられるようになって、

母は一変。V字 回復したのです。

 

食べることへの意欲が出て。

病室で食べるのはつまらないとデイルームで皆とご飯を食べるようになり。

リハビリの先生に作っていただいたという塗り絵を、せっせと楽しむようになり。

編み物も再開したいというのです。

 

ならば運びましょうぞ

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預かっていた編み物セット

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私のお宝 お絵描きセットも貸したげる

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使わなくてもこういうのって テンションあがるでしょ?

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塗り絵の本もプレゼント

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大人の塗り絵シリーズ、

今 流行っているんだとか。

 

脳の活性化にも役立つらしい。自律神経にも良いらしい。

懐かしの昭和の風景は、ちと母の好みではなかったかも。

もっと洋風なのが好きかもしれないから、興味ありそうならどんどん運びます。

 

 

いつかは、やっぱり、認知機能も低下するでしょう、覚悟はしています。

もしかしたら最後のばかっばな咲かしてくれたのかもしれないが、

でもっ。

元気で快活で、人とお喋りするのが好きで、料理やお花や手芸が好きな母が帰ってきた。

好きなことを好きなだけして、笑っていてほしい。

 

毛糸が足りないというなら、せっせと運ぶから

ねっ!