NHK「ららら・クラシック」で、グリークの組曲「ソルヴェイクの歌」を、
大貫妙子さんバージョンで放送してました。
「みずうみ」と題して、37年も前に、みんなのうたで放送されていたものだそうな。
いいです、最高にいい。
北欧の冷たい湖にピッタリの声なんだもの、大貫さんの声は。
YouTubeやNHKのアーカイブを探してみましたがなかったので、とりあえず原曲を。
大貫さんの声は北の寒い湖面をすべるように伸びていく感じがします。
久しぶりに大貫ワールドにはまってみたくなった
大貫さんといえば、「黒のクレール」と「突然の贈りもの」あたりが私のツボです。
「黒のクレール」には思い出がありまして、
高校生の時、2月のしんしんと冷える下北沢の喫茶店で流れてきたんです、黒のクレールが。
誰もいない喫茶店で、窓際の席に座って外を見たら雪が舞い散っていて、、、
その景色に大貫さんの声が染みわたっていくようで美しかった。
「大貫妙子の声って、なんて寒そうなんだろう」と、思いました。
「恋人たちの時刻」もいいです。
でもこれが一番しみるかも。「突然の贈りもの」
竹内まりやさんのカバーも、別物の魅力があって好きですけど。